“空からの脅威”と圧巻の没入体験に誘う裏側に迫る!
田舎の広大な敷地の牧場経営で生計を立てる一家。長男オーティス・ジュニア(ダニエル・カルーヤ)は、家業をサボり市街に繰り出す妹エメラルド(キキ・パーマー)にウンザリしているところ、突然、空から異物が降り注ぐ。止んだかと思うも束の間、直前まで会話していた父親が息絶える。オーティス・ジュニアは父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かし、やがて兄妹はその飛行物体の物的証拠を収める“バズり動画”を撮影することを思いつく。 「絶対に見つめてはいけない」“ヤツら”の存在・・・、彼らには想像を絶する事態が待ち受けていた――。
日本に先駆けて公開を迎えたアメリカではランキング初登場NO.1を獲得!各映評でも高評価を得た本作がいよいよ今月公開を控える日本でも本作へ一際“熱い眼差し”が向けられている。
『ゲット・アウト』、『アス』で世界的大ヒットと高評価を受け、観客が次の最新作はまだかまだかと熱く待ち望む、今まさに注目度の熱い監督の一人となったジョーダン・ピール。『アス』から約3年ぶりにメガホンを取った最新作では、これまでピールが描いてきた“個人的な物語”から大きく飛躍し、田舎町の上空に雲に覆われた巨大な飛行物体が突如現れ、想像を絶する事態を招く謎に包まれたサスペンス・スリラーとして描かれているが、ピール自身も「本作はこれまでの作品と違い、より大きな冒険を描こうとした。映画製作の観点でも、一番冒険してるよ。」と自信を持ってコメントしている。今回は、そんな“空からの脅威”と臨場感溢れる圧巻の没入体験へ誘うその裏側を映した特別映像が到着した。
キャリア史上初めての挑戦となるメジャー級大作を作ることを決め「自分で映画化するすべもわからない映画脚本を書き始めてしまった。」と振り返るピール。この壮大なストーリーをスクリーンへ映し出すにあたって、映像のクオリティもスケールアップするため、これまでクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』(20)や『インターステラー』(14)等で撮影監督を務めてきた ホイテ・ヴァン・ホイテマを新たに迎え、誰も経験したことがない、空から“何か”が襲いかかる唯一無二の恐怖の映像体験を作り出すことに成功した。ピール作品に初参加となったホイテマは「とても爽快な道のりだった。
常に創作を楽しみ、恐れず高め合い続け我々のすべてを注いだ。これは大きなスクリーンで見るべき映画だ。」と手応えを強調し、その仕上がりは特別映像に映し出されていく、迫力に溢れるメイキングシーンや、まるで現場の当事者のように感じさせる圧巻の本編シーンの一部始終を見れば明らかだ。映像の最後では「映像は圧倒的でその場にいるかのように感じるはずだ。追求したのは没入感と幼い頃に誰もが感じた未知への恐怖や驚きだ。」とピールが本作に込めた想いを語り締めくくっている。
そして『アス』に続いて製作を務めたイアン・クーパーも「ジョーダンも当初から『みんなが『JAWS/ジョーズ』(1975)で海面を見つめた時のように、本作を観た人たちが雲を見つめるようになるといい』なんて言っていた。撮影中にも本物の雲が空に浮かんでいると、あのゾッとする感覚を容易に想像できた。」と話しており、これまでにない最高峰の映像とともに新感覚の恐怖を体感できること間違いなしである。
「絶対に見つめてはいけない」とされる謎の飛行物体は人々にいったい何をもたらすのか。国内のIMAXスクリーン(一部劇場を除く)でもその“最悪の奇跡”をぜひ体感してみたい。
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