映画のテーマの定義にまで影響を及ぼしたブラッド・ピットの役作り
映像では、デヴィッド・リーチ監督がアクションへのこだわり、主⼈公レディバグを演じるブラッド・ピットと共に作り上げた<世界⼀運の悪い殺し者>のユニークなキャラクター設定の誕⽣の秘密について語っている。
超⾼速列⾞の中という閉ざされた空間の中で繰り広げられる、さまざまな格闘シーン。「コメディー⾵の格闘シーンもあるけど、常にその⼈物らしさを意識して描いたんだ」と、スタントマンから始まり、ファイト・コレオグラファー、スタント・コーディネーター、セカンドユニット・ディレクター、そして監督と、数⼗年のキャリアを持つリーチ監督のチームだからこそ作り上げることの出来た、<キャラクターそれぞれの性格を活かした独⾃のアクション>としてのこだわりが表現されていることを語った。
続いて、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アーロン・テイラー=ジョンソン、ジョーイ・キングらブラッド・ピットと対峙することになる豪華キャストについて質問を受けたリーチ監督。「ブライアンとアーロンのおかげで<レモン>と<タンジェリン>を⽣き⽣きと描けた」そして「最初の読み合わせではジョーイが印象的だった」「感情が豊かで⾵刺にとんだレベルの⾼い演技に度肝を抜かれて感動したよ」と振り返り、主⼈公レディバグを演じたブラッド・ピットについても⼤絶賛!
<世界⼀運の悪い殺し屋・レディバグ>は「⽣きる意味を失い、⾃分で⾃分を癒やそうとしている」「理想とする新たな⼈⽣において導いてくれる⼈を探してる」―こういったおよそ殺し屋らしくないユニークな設定は全てブラッド・ピット発案によるものであり、結果的に「映画のテーマの定義にまで影響を及ぼした」という。そして「彼の役者としての才能を感じたね」「⼤胆で挑発的で楽しいけどテーマに沿った演技で他の役者の演技も⾼める結果になった」「ブラッドの鋭い洞察には脱帽すると同時に感謝しているんだ」と賛辞を送っている。
『ブレット・トレイン』 (原題: BULLET TRAIN)
9⽉1⽇(⽊)全国の映画館で公開
【原作】伊坂幸太郎「マリアビートル」(⾓川⽂庫刊)
【監督】デヴィッド・リーチ
【脚本】ザック・オルケウィッツ
【キャスト】ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・⼩路、真⽥広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)、サンドラ・ブロック
【⽇本語吹替版声優】堀内賢雄(レディバグ)、⼭本舞⾹(プリンス)、津⽥健次郎(タンジェリン)、関智⼀(レモン)、⽊村昴(ウルフ)、井上和彦(エルダー)、阪⼝周平(キムラ)、⽴川三貴(ホワイト・デス)、フワちゃん(ホーネット)、米倉涼子(マリア)
【上映時間】2時間6分【レーティング】R15+