ドラマ『24』シリーズのキーファー・サザーランドが、『エクソシスト』『フレンチ・コネクション』のベテラン監督ウィリアム・フリードキンの新作『ケイン号の軍法会議』The Caine Mutiny Court-Martialに主演する。
これはハーマン・ウォークの1951年の同名ベストセラー小説を原作に、舞台を現代のペルシャ湾のホルムズ海峡での出来事に移して描く作品。原作小説は、第二次世界大戦中、艦隊からはぐれた軍艦ケインで、信任の艦長が錯乱して解任され、船は副長の指揮で帰還するが、艦長解任の是非を巡って軍事裁判が開かれる。キーファーが演じるのは新任の艦長の役。この原作の映画化作品には、エドワード・ドミトリク監督、ハンフリー・ボガート主演の1954年の名作映画『ケイン号の叛乱』がある。
製作はパラマウント・グローバル、ショウタイム他。撮影を来年1月に開始するべく、キャスティングが進行中。