一風かわった作品でアカデミー賞も受賞しちゃう仏のトンガリ制作会社”オトードミニット”特集も!
今年春にも開催され好評を博した本映画祭ですが、秋編では、紛争下の悲惨さを描いた『FLEE フリー』、『アンネ・フランクと旅する日記』などを今見るべき作品としてセレクトした。また、3000を超える企業ロゴが登場するアニメでアカデミー賞短編アニメーション賞受賞したことで知られるフランスの制作会社オトードミニットを特集。その『LOGORAMA』をはじめ、一昨年この世を去ったオランダのアーティストROSTOの遺作『THEE WRECKERS』、新作『Unicorn Wars』の公開が待たれるスペインの鬼才アルベルト・バスケスの短編集などの限定公開など必見のラインナップとなっている。
■世界の秀作アニメーション 2022 秋編
~国内未公開作、限定公開作を含む海外アニメーション15作品※が集結した至高の12日間
※短編特集を1作品としています
■会場:東京都写真美術館1F ホール
■会期:9月13日(火)―9月25日(日) ※9/20(火)は休館のため休
上映作品
A 『浜辺のルイーズ』
B 『FLEE フリー』
C 『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』
D 『アンネ・フランクと旅する日記』
E 『整形水』
F 『明るいほうへ』
G 『雄獅少年 少年とそらを舞う獅子』
H 『白蛇:縁起』
I 『カラミティ』
J 『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
K 『ホフマニアダ ホフマンの物語』
L 『マロナの幻想的な物語り』
M 『ミューン 月の守護者の伝説』
N★ オトードミニット特集1
→アルベルト・バスケス特集
『Sangre de Unicornio』『DECORADO』『Homeless Home』
→Autour de minuit短編集
『Bavure』『Ghost Cell』『Empty Places』『LOGORAMA』
O★ オトードミニット特集2 ROSTO追悼
『THEE WRECKERS』+『Evrything is Different,nothing has changed』
★は限定・先行公開
Autour de Minuit 特集
3,000におよぶ企業ロゴが散りばめられた傑作アニメーション『LOGORAMA』(2009)でアカデミー賞(短編アニメーション)に輝き、世界を驚かせたフランスのアニメーション制作会社 Autour de Minuit(オトードミニット)。
主宰のニコラス・シュミアキンはその大胆なプロデュース力で様々な作家と魅力的な作品を世に送り出している。今回はその『LOGORAMA』をはじめ、新作『Unicorn Wars』の公開が待たれるスペインの鬼才アルベルト・バスケスの短編集、15年にわたって仮想バンドのビデオクリップを創作し続け、一昨年この世を去ったオランダのアーティストROSTOの遺作を中心に2番組にてオトードミニットの世界を特集する。