ソーの衣装替えはまさかの25回!?
『ソー:ラブ&サンダー』に登場する雷神・ソーをはじめとする数え切れないキャラクターたちの様相が継ぎ目なく描かれていることも彼らの仲 間意識の結晶だ。「ソーについては本当にたくさんの衣装替えが行なわれています。この映画全体でおよそ25回もありましたからね」と衣装デザイナーのマイェス・ルベオは言う。
「オーティス・ケアリーという名のアボリジニのアーティストが作った素晴らしいプリントで作られた美しい生絹のチュニックもあれば、80年代ロッカー風の雰囲気が漂うタンクトップにブルージーンズに襟ナシの革ジャンもあります。また過去の映画で使われたコスチュームも使っていて、全時代のソーの成長を網羅しています。本当にたくさんの衣装がありましたが、そのどれもが、この映画のとても強烈なアクション・シーンにも使えるものでなければいけません」と、衣装デザイナーのマイェス・ルベオは語った。
「(今回の)衣装はクレイジーだよ、今回の1本だけで、これまでに出た6本の映画をすべて合わせたよりも多くの衣装替えがあったからね。ソーは自分探しをしているから、その事実が彼の衣装にも反映されている。今回の衣装やセットの美的感覚は、この映画が持つエネルギーにマッチしているんだ・・・絵画を引き立たせるもう一つの色彩のような役割としてね」とクリス・ヘムズワースは語った。
20年ほど前に「スターウォーズ」で共に仕事をした職人たち
マイティ・ソーの衣装については、ムジョルニアを操るに相応しいヒーローの様相をデザインした。「私たちは、あのディスクとか黒と赤の胸鎧とか赤いマントとかヘルメットといったソーのディテールを利用しました。古きコミックブックのビンテージ感が漂っていますからね」とマイェスは語る。
「マイェスは本当に驚異的だわ、私は彼女のこれまでの仕事の大ファンだったから、一緒に仕事ができると知って本当に興奮したの。彼女はデザインに対する並外れた目を持っているわ。初期段階で衣裳合わせを始めたとき、どういうものが着心地が良いかとか、動きやすいかとか、必要なアクションに適しているかといったことについて、私の意見にしっかりと耳を傾けてくれたの。彼女が率いるチームは素晴らしい職人たちの集まりで、そのメンバーの多くは20年ほど前に「スター・ウォーズ」シリーズで私と一緒に仕事をした人たちだったの。あの素晴らしいたくさんの人たちとまた一緒に仕事ができたことも嬉しかったわ」。とナタリー・ポートマンは語った。
『ソー:ラブ&サンダー』
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9月22日(木)
10月26日(水)発売
『ソー:ラブ&サンダー MovieNEX』
4,950 円 税込
『ソー:ラブ&サンダー 4K UHD MovieNEX』8,800 円 税込
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