ナタリー「マイティ・ソーになるのは面白いと思ったわ」
本作のキーパーソンとなる新たなマイティ・ソーについて、演じたナタリー・ポートマンは「前作は視聴者としてすごく楽しんだけど、マーベル作品はご無沙汰だった。でもタイカがわざわざ私の家に来て今作のジェーンについて話してくれた。マイティ・ソーになるのは面白いと思ったわ」と語り、クリス・ヘムズワースは「ジェーンという役柄の方向性がガラリと変わるから、ハマるのか最初は心配だった。でも“バトルロイヤル”で僕らは型を破ったんだ」と語っている。
また、ナタリーが挑んだ本格的なトレーニングについて、スタント・コーディネーターのカイル・ガーディナーは「ナタリーは早くから準備を整えて、ワイヤや格闘のシーンに臨んだ。ダンスの経験からか生来の気質か、全てをマスターしようとしていたよ」と絶賛し、ナタリーは「生まれて初めて強さを求めてトレーニングしたわ。女性は大抵細く見えるように鍛えるけど、筋肉をつける鍛え方が面白かった」と笑顔で語るなど、キャスト、スタッフが一丸となって新しいマイティ・ソーを創り上げた様子が分かる、貴重な映像となっている。
ナタリー・ポートマンが演じるマイティ・ソー
ジェーンとマイティ・ソーの髪の色の違い
マイティ・ソーとしてのポートマンの髪は、ジェーン・フォスターとしての髪と比べて、目に見えて明るい色になっているが、それには十分な理由があった。「ジェーンがマイティ・ソーになるとき、ハンマーの力で髪の色が剥がれてブロンドになります。ただ、髪の根の方はジェーンのときと同じ、かなりダークなまま残すことにしました」とヘア部門ヘッドのルカ・ヴァネッラは語っている。
マイティ・ソーになるためのトレーニング秘話
スタント・コーディネーターのカイル・ガーディナーは「ナタリーはとても早い段階から始めて、しっかりと準備を整えていました。ダンサーとしてのバックグラウンドがそうさせているのか、それとも、元々そういう性格なのか、彼女はとにかくすべてを完璧にマスターしようとしていました。トレーニングを積んで身体を作り上げ、準備万端でした。そこから先は、アクションの振付を教え、スタント・チームとの共同作業を開始し、適した動きへと洗練させていきました」と語る。
ナタリーは、マイティ・ソーとしての強さを見せつけるためのトレーニングを熱望した。「生まれて初めてやった、強くなるためのトレーニングは本当に楽しかったわ。普通、女性のトレーニングって、できるだけサイズを小さくするためにやるものだから、大きな身体作りに取り組むこと自体がとてもエキサイティングだったの。素晴らしいトレーナーのナオミ・ペンダーガストのもとでやったわ。それと、スタント・チームの皆さんとも一緒にトレーニングした。これまでにもたくさんのアクション映画に出たけれど、戦闘のためのトレーニングをしたのはほとんど初めてだったから、本当に楽しかったわ」とナタリー・ポートマンは語っている。
『ソー:ラブ&サンダー』
デジタル配信中(購入/レンタル)
10月26日(水)発売
『ソー:ラブ&サンダー MovieNEX』4,950円(税込)
『ソー:ラブ&サンダー 4K UHD MovieNEX』8,800円(税込)
© 2022 MARVEL