“ハリウッドの破壊王” マイケル・ベイのプロデュースによる戦慄のパンデミック・スリラー『ソングバード』がTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中。この度、出演者のKJ・アパとソフィア・カーソンが撮影前のロックダウン下での過ごし方を語った。

新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るう中、逆境を逆手に取り、リアルな緊迫感を伴った都市空間――外出制限の真っ只中のロサンゼルスで撮影されたのが、映画『アルマゲドン』(98)や『トランスフォーマー』シリーズで知られる“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイがプロデュースを務めた本作だ。未曾有のパンデミックの真っ最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試み。ロックダウンの元、最初に撮影されたハリウッド作品である。

本作は、外出制限の真っ只中という状況の中、すべての過程が異常なスピードで進められた。主演の2人も、キャスティングの翌週には撮影現場に入るというスケジュールだった。ロックダウン下での過ごし方を聞かれたKJ・アパは、「あの時期は他に何もやる事がなくて、とにかくたくさんトレーニングをしてました。一日にトレーニングする時間は山ほどありましたからね。あとは、バイクによく乗っていました。作品の中で、バイクに乗るシーンが多かったので、役作りにもいかせました。この映画の役の話が来た時、実は僕は、自分のトラックに乗って一人で長旅に出て、アリゾナ州を横断していたんです。トラックに荷物を積んで2週間ほど旅に出たところでした。脚本の話が来た時にはソルトレイクシティにいて、監督と脚本について話しました。あとは読書をしたりしていていましたね」と語る。

画像: 『ソングバード』KJ・アパ、ソフィア・カーソンがロックダウン下の過ごし方を語る

ソフィア・カーソンは、「幸運にも私は妹と一緒にいたので、完全に一人になる事はありませんでした。私達の最大の楽しみは犬のジョーイで、それは我々にとっては最愛の存在で、最高に可愛い喜びの塊そのものなんです。だからロックダウンの最初の頃は、一日で一番楽しい時間はジョーイと散歩に出る事でした。一時間ほど散歩に出て、近所中をグルグルと一緒に散歩してました。あと幸運な事にこの作品以外の仕事もたくさんありましたので、そこは恵まれてました」という。

今作では、新型コロナウイルスが人間にとってより脅威となる変異を遂げ、厳しい外出制限が4年間も続き街から人が消えた荒廃した世界が描かれ、人々は孤独と向き合うことが余儀なくされる。孤独な環境において、どのようにして心の健康に気を配ったらいいかを尋ねられたKJ・アパは「人と話す事が物凄く大切だと思います。隔離期間中は、自ら引き籠って友達とも話さず、自分だけの世界にいる事は容易ですが、自分の気持ちについて人と話す事が一番大事なんじゃないかなと思います」と語る。

ソフィア・カーソンは「この暗闇を乗り越えた先で、現実はどのようなものになっているのか、どのようにして世の中は元に戻っていくのか。主人公達が、そういった意味で道を切り拓いていく姿を見られたら、物凄く美しいでしょうね」と続編制作に意欲を見せた。

『ソングバード』
TOHOシネマズ 日比谷ほかにて絶賛公開中
配給:ポニーキャニオン
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