『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督が20年間をかけて映画化する新作の新たな主演俳優が決定。
その作品はスティーヴン・ソンドハイム作曲の同名ブロードウェイ・ミュージカルの映画化作『メリリー・ウィー・ロール・アロング』Merrily We Roll Along で、TV『ふつうの人々』、映画『ロスト・ドーター』のポール・メスカルが主演する。当初は『アメリカン・アニマルズ』のブレイク・ジェナーの予定だったが降板したもの。
原作ミュージカルは、作曲家のフランクを中心に、ニューヨークのショービジネス界で成功しようとする若者たちの友情や挫折を描くもの。リンクレイター監督はこの映画を、『6才のボクが、大人になるまで。』や『ビフォア・サンセット』シリーズ同様、長い年月をかけて映画化する計画で、本作は20年間をかけて撮影される予定。本作は2019年夏に撮影をスタートしたが、主演だったジェナーが数シーンの撮影後に降板していた。
映画には、主人公と組む作詞家役で『ディア・エヴァン・ハンセン』のベン・プラット、主人公の親友役で『レディ・バード』のビーニー・フェルドスタインらが出演する。製作はブラムハウス・プロダクションズ他。