QUEEN「フラッシュのテーマ」が鳴り響く4K版予告編が解禁!
ジョージ・ルーカスを『スター・ウォーズ』へと導き、QUEENがサウンドトラックを担当した、今なお熱狂的な支持を誇る伝説の映画『フラッシュ・ゴードン』が4Kでスクリーンにカムバック!架空の惑星モンゴでアメフト界のヒーロー、フラッシュ・ゴードンが敵を撃つ、壮大にして絢爛なSFアクションであり、“誰もが楽しめるギルティ・プレジャー”(エンパイア・マガジン)、“エネルギーと愛にあふれている”(シカゴ・サンタイムズ)と称賛された。
4K化にあたり、名プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスに指名されたのは、惜しくも2022年12月17日に亡くなった英国出身のマイク・ホッジス監督。ホッジスは「このレストアバージョンは セット、空、衣装の鮮やかな色彩を完璧に捉えています。また 、私たちの使用した特殊効果システムで発生した問題の一部も修正されています」と語っている。
1933年の冬に誕生して以来、史上最も偉大で人気のあるアクション・ヒーローの一人として君臨してきたフラッシュ・ゴードンは、星間の敵と戦い、1世紀の大部分にわたって定期的に宇宙を救い続けてきた。ジョージ・ルーカスがリメイク権に手を挙げ、フェデリコ・フェリーニも心を奪われたと語り、映画やテレビ番組、アニメシリーズなどのマルチメディア・フランチャイズを初めて生み出したキャラクターといわれている。40年以上の時を経てなお不滅の輝きを放つレジェンドなヒーローがスクリーンでよみがえる。
そんなカルト・クラシックと称賛される本作の4K版公開にあたり、予告編が解禁。イナズマ(フラッシュ)の後に我々の耳に飛び込んで来るのは、惑星モンゴを支配する冷酷なミン皇帝(マックス・フォン・シドー)による世にも不穏な「今日の余興は?」という問いかけ。邪悪な家臣クライタスによる「“地球“です」という回答と時を同じくして、アメフト界のヒーロー、フラッシュ・ゴードンの乗っている車の窓に熱いあられが降り注ぎ、太陽が覆われ、得体の知れないものが地上に不時着する。
「何が起きているの?」と怯えるデイル(メロディ・アンダーソン)に対し、この事態を予期していた唯一の人類にして孤高の科学者、ザーコフ博士(トポル)は「攻撃だ!」と警告するが、ミンは更に無慈悲な言葉を我々地球人に投げかける。惑星モンゴに到着したフラッシュ・ゴードンは数々の苦難を乗り越え、ミン皇帝の策略をかいくぐり、地球を危機から救うことが出来るのか?
“雲の上のディスコで起こる夢物語のようだ”というレビューの通り、天上の絢爛にして無比な世界観と、QUEENによるあまりに有名な「フラッシュのテーマ」そして勇敢なバトルを予期させる「宇宙戦争のテーマ」が本編への期待を高める。『テッド』ほか、後進の映画にも多大なインパクトを与えたその世界観を、ぜひスクリーンで目撃して欲しい。
『フラッシュ・ゴードン 4K』
3月31日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開
【ストーリー】
原因不明のエネルギー光線によって、月が軌道から引き離され、地球に向かって急降下。この衝撃的な自然災害の中、孤高の科学者ザーコフは、この大災害が地球外生命体に由来すると確信し、すべての生命が破壊されるまであと10日しかないと予言する。自分一人ではこの邪悪な攻撃を止めることができないと悟ったザーコフは、アメフト界のヒーロー、フラッシュ・ゴードンとニューヨークの旅行代理店で働くデイルに銃を突きつけ、間に合わせのロケット船に乗せる。目的地である謎の惑星モンゴにたどり着くが、そこは無慈悲な皇帝ミンの支配下にあった…
監督:マイク・ホッジス|出演:サム・ジョーンズ、メロディ・アンダーソン、オルネラ・ムーティ、マックス・フォン・シドー
1980|イギリス|英語|カラー|110分|原題:FLASH GORDON|配給ファインフィルムズ|映倫:G|© 1980 STUDIOCANAL