現代において最も影響力のあるアーティストにして、“伝説のロック・スター”デヴィッド・ボウイ初の公式認定ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』(配給:パルコ ユニバーサル映画)が2023年3月24日(金)よりIMAX®️ / Dolby Atomos®️ 同時公開で上映。

ドキュメンタリーの概念を打ち壊す

現代において最も影響力のあるアーティストにして“伝説のロック・スター”デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てる『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』。30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像と「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成する珠玉のドキュメンタリー映画。
デヴィッド・ボウイとは一体何者だったのかー。観客はボウイの音楽、クリエイティブ、精神の旅路を追体験する。本作は全編にわたりデヴィッド・ボウイのモノローグで導かれ、デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリー映画となっている。

画像1: ドキュメンタリーの概念を打ち壊す

監督を務めるのは映画プロデューサー、ロバート・エヴァンスのドキュメンタリー映画『くたばれ!ハリウッド』、伝説のロックバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンのドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』を手掛けた名手ブレット・モーゲン。デヴィッド・ボウイ財団が保有する膨大な映像にアクセスすることを許されたブレット・モーゲン監督は全ての映像に目を通すために2年もの歳月を費やし、厳選した貴重映像で構成した。
音楽プロデュースを務めるのはデヴィッド・ボウイ、T・REX、THE YELLOW MONKEYらの楽曲をプロデュースしてきた敏腕プロデューサー、トニー・ヴィスコンティ。そして音響には社会現象級の大ヒットとなったクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞®️を受賞した音響技術者ポール・マッセイが参加。これ以上ない最強布陣が実現した。デヴィッド・ボウイのド迫力のライブ、圧倒的な映像美が紡ぐ『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』はまさに最高峰のシネマエクスペリエンス。

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観客にデヴィッド・ボウイのミステリーとマジックの中を泳いでもらいたかった

デヴィッド・ボウイ財団が保有する膨大な映像アーカイブを元に製作された、財団唯一の公式認定ドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』。
ドキュメンタリーと聞くと、ナレーションが付き、関係者のコメントが紹介されるような、客観的な視点で描かれた作品を思い浮かべがちだが、本作は全編にわたりデヴィッド・ボウイのモノローグで構成。つまり限りなく一人称視点を印象づける作品に仕上がっている。

この画期的なスタイルについて、ブレット・モーゲン監督が語る。
「僕はデヴィッド・ジョーンズ(ボウイの本名)の時系列をなぞるような伝記映画を作ることはしたくなかったんだ。デヴィッド・ボウイについての本はたくさんあるし、デヴィッド・ボウイについての優れた伝記ドキュメンタリーもいくつかある。だから僕は、時間や名前、あらゆる情報から解放された、革新的な映画を作りたかった。そう、観客に、デヴィッド・ボウイのミステリーとマジックの中を泳いでもらいたかったんだ」。

画像: ブレット・モーゲン監督

ブレット・モーゲン監督

「これは時系列で語られるドキュメンタリーではない。だから僕は本作にドキュメンタリーとしてアプローチしていないんだ」そう切り出すのは、本作の音響を務めたポール・マッセイ
ポール・マッセイは2018年に社会現象を巻き起こしたクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞®️音響賞を受賞した、著名な音響技術者だ。そんな彼は、本作の画期的なスタイルについて「すごく好きだ」と語る。「全部ブレット(・モーゲン監督)のおかげだよ。ブレットは本作の音響を、テーマパークの乗り物みたいな、飲み込まれるようなものにしたいとずっと言っていた。この映画で観客に“体験”を与えたかったんだ」。

観客に「体験」を与える音響とはどのようなアプローチが取られたのだろうか。ポール・マッセイが続いて語る。
「本作では、目で見るもののサウンドを作るという、普通のやり方をしていないんだ。音もわざとごっちゃにして、そこにあるべきではない音を流したりしている。ヘリコプターの音がするのにヘリコプターのビジュアルが出てこないとか、別の曲のバックコーラスが出てきたりとか。しかも、見ている人はそれに気づきもしないかもしれないんだよ。無意識に脳のどこかが反応するかもしれないけどね」。

画像: 観客にデヴィッド・ボウイのミステリーとマジックの中を泳いでもらいたかった

さらにポール・マッセイが続ける。「僕にとって、これは、デヴィッド・ボウイ自身の言葉で綴られる、デヴィッド・ボウイの人生についての映画だ。僕自身が、そしておそらく多くの観客も知らなかった、デヴィッド・ボウイの持ついくつもの側面を、この映画は観客に体験させる。数々のシーンを彼の視点から見られるのは、とても貴重だ」。

ブレット・モーゲン監督は「僕はいつも“映画でできて、本にはできないことは何だろうか?”と自分に問いかける」と振り返る。「キャリアにおいてずっと有名な人をテーマにドキュメンタリーを手がけてきた。『くたばれ!ハリウッド』や『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』などだ。それらの映画を作る時、必ずしもいつだったのかなど時系列を重視するのではなく、それと並行して存在するようなもの。つまり、“シネマティックな体験”を与える形で映画を作りたいと思ってきた」。

こうしたドキュメンタリーの概念を打ち壊そうとする姿勢が、『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』でいかんなく発揮されている。
単なる伝記映画ではない“超体感型”となった作品をぜひ劇場で堪能してほしい。

画像: 3/24 (fri) 全国公開!『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』90秒予告編 youtu.be

3/24 (fri) 全国公開!『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』90秒予告編

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「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」
2023年3月24日(金)IMAX®️ / Dolby Atmos 同時公開
監督・脚本・編集・製作:ブレット・モーゲン『くたばれ!ハリウッド』『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』
音楽:トニー・ヴィスコンティ(デヴィッド・ボウイ、T・REX、THE YELLOW MONKEYなど)
音響:ポール・マッセイ『ボヘミアン・ラプソディ』『007 ノータイム・トゥ・ダイ』
出演:デヴィッド・ボウイ
2022年/ドイツ・アメリカ/カラー/スコープサイズ/英語/原題:MOONAGE DAYDREAM/135分

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