16 の国と地域で製作されたアジアの人々に関連する多彩な映画を全51 作品、10 ⽇間にわたり上映するほか、コロナ禍で2020 年から途絶えていたゲストとの交流を再開、また上映会場の1つに2022 年春にオープンした大阪中之島美術館が加わり、大阪市内の5 か所の会場で実施される。
コンペティション部門審査委員
香港の映画監督ホー・チェクティン氏(『正義迴廊(原題)』、OAFF2023『四十四にして死屍死す』)、台湾の映画監督のシエ・ペイルー氏(OAFF2019『大いなる餓え』、ドラマシリーズ「悲しみより、もっと悲しい物語The Series」)、ライターの⽉永理絵氏(「映画横丁」編集人、「活弁シネマ倶楽部」MC など)の3 名が就任。
コンペティション部門全14 作品のなかから、グランプリ(最優秀作品賞)と来るべき才能賞(審査委員会が最もアジア映画の未来を担う才能であると評価した方に授与)を選出する。
芳泉短編賞審査委員
インドネシアの映画監督ギナ・S・ヌール氏(OAFF2018『ひとりじめ』脚本、OAFF2023『ライク&シェア』監督)、タイの映画監督バンジョン・ピサンタナクーン氏(『愛しのゴースト』『⼥神の継承』監督、OAFF2023『ユー&ミー&ミー』プロデューサー)、神⼾映画資料館⽀配⼈の⽥中範⼦氏、香港の映画監督エリック・ツァン・ヒンウェン氏(OAFF2023『香港ファミリー』)の4 名が就任。
今年度映画祭で上映された60 分未満の映画のうち、⽇本初上映の作品のなかから最も優秀な作品を選定する。
ゲスト情報
コロナ禍のため2000 年3 月の第15 回から途絶えていたゲスト登壇を今年度再開。全51 作品中、香港、台湾、タイ、韓国、インド、インドネシア、バングラデシュ、日本などから30 作品以上のゲストが来場し、舞台挨拶やQ&A などを⾏う。
メイン会場であるABC ホール初⽇の3 月15 日(⽔)に⾏われるスペシャル・オープニング上映には、香港映画『四十四にして死屍死す』のホー・チェクティン監督と、メインキャストの1 人であり、死体を発⾒する婿役を演じるウォン・ヤウナムが登壇予定。上映に先⽴ち⾏われるセレモニーでは、国内外からおよそ10作品のゲスト約20 名が登壇する。
最終⽇3 月19 日(日)の授賞式に引き続いて⾏われるクロージング上映には、坂⼝健太郎主演『サイド バイサイド 隣にいる⼈』の伊藤ちひろ監督が登壇予定。4 月14 ⽇(⾦)からの全国公開に先⽴ち、ここで世界初上映される。(ゲスト情報については現在、調整中のものもあり、最新情報はこちらのHP を参照)
※チケットは3 月5 日(日)より上映会場ごとに順次発売開始。