『ブエノスアイレス』4K レストア UHD Blu-rayに初の日本語吹替版収録！津田健次郎＆内田夕夜からコメント到着

ウォン・カーウァイ監督の傑作ラブストーリーが初の日本語吹替版収録！

ウォン・カーウァイ監督の1997年作品『ブエノスアイレス』。「観客は、その作品を初めて見た時の記憶が強烈に残っているものです。そのことに私は気づき、今回のレストア化は単なる焼き直しではなく、新たに生まれ変わった作品を公開できる機会と位置付けることにしました。ファンの方にはこの新しい作品を楽しんでもらいたいと思っています」と監督自らが監修した、4KレストアUHD （UltraHD）Blu-ray & Blu-rayが2023年5月31日(水)に発売される。

発売にあたり、新規に日本語吹替版の収録を敢行。トニー・レオン演じる主人公・ファイ役には自身もウォン・カーウァイファンだという津田健次郎（アダム・ドライバー『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、アニメ「呪術廻戦」「ゴールデンカムイ」 ほか）、ファイを悩ませ続ける奔放な元恋人ウィン／レスリー・チャンには内田夕夜（レオナルド・ディカプリオ『タイタニック』、ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』、ジェームズ・マカヴォイ、キリアン・マーフィー、ハ・ジョンウほか）、そして、ファイと出会い、未来への希望を感じさせる若者チャン／チャン・チェンは小林親弘（ジョージ・マッケイ『1917 命をかけた伝令』 ハリス・ディキンソン『ザリガニの鳴くところ』、アニメ『ゴールデンカムイ』『BEASTARS』『地獄楽』ほか）がそれぞれ担当する。

このたび、津田健次郎、内田夕夜、小林親弘からコメントが到着。豪華キャストの起用により、作品世界の新たな魅力が増すこととなった本作に期待しよう。

【あらすじ】
南米アルゼンチンへやって来たウィンとファイ。ウィンの口癖は「やり直そう」。その言葉通り「やり直す」ための旅の途中、彼らは些細なことからまた諍いを起こし、喧嘩別れしてしまう。ファイは、香港までの旅費を稼ぐためブエノスアイレスのタンゴ・バーで働き出すが、そこに白人の男と連れ立ったウィンが訪れ、ことあるごとにしつこく絡みだす。
ある夜、白人男に殴られ怪我を負ったウィンがファイの前に現れる。いつものように「やり直そう」と言うウィンにファイは答えられないまま、ふたりはずるずると一緒に暮らし始める。束の間の幸福を得たかに見えたふたりだが、ウィンの怪我が治るにしたがい、彼らの歯車は再び狂い始める。
一方ファイは、新たに得た食堂での仕事で、一人旅をしている台湾出身の若い男チャンと知り合う。子供の頃視力に問題を抱えていたチャンは、声を聞けば人の気持ちがわかると言い、ファイは今幸せじゃないようだと語る。ウィン、ファイ、チャン、三人の男の関係は複雑に絡み合い、ゆっくりとほどけていく。

〈キャスト〉
ウィン：レスリー・チャン…内田夕夜
ファイ：トニー・レオン…津田健次郎
チャン：チャン・チェン…小林親弘

〈スタッフ〉
監督・脚本・製作：ウォン・カーウァイ
製作総指揮：チャン・イーチェン
アソシエイト・プロデューサー：篠原弘子、T・J・チョン
製作主任：ジャッキー・パン
撮影：クリストファー・ドイル
美術・編集：ウィリアム・チョン
編集：ウォン・ミンラム
音楽：ダニー・チャン
字幕翻訳：岡田壯平
吹替翻訳：川又勝利／演出：清水洋史／制作：東北新社