主演の山下智久をはじめ、「神の雫/Drops of God」チームが「Series Mania」参加のためフランス・リールへ…!「Series Mania」は2010年にフランスで始まり、毎年開催されているヨーロッパを代表する大規模イベント。全世界の監督、作家、そしてドラマが好きな各国の視聴者が集まって最高のシリーズを選定します。International Competition部門には、アメリカ、ギリシャ、フランス、スペイン、ノルウェー、イスラエル、イランなど、世界各国の作品がノミネート。
現地時間3月19日(日)の14時半からは主演の山下智久による講演イベント「マスタークラス」が開催され、20時からは主演の山下智久、共演のフルール・ジェフリエ、マルゴ・シャトリエ、脚本のコック・ダン・トラン、クレメンス・マドレーヌ=ぺルドリラ、アリス・ヴィアル、製作総指揮のクラウス・ジマーマン、アソシエイト・プロデューサーのソニア・モイヤーセンがレッドカーペット、舞台挨拶、上映会後のQ&Aセッションに参加。
開催された講演イベント「マスタークラス」では、現地フランスのファンが開場前から長蛇の列をなし、満席の大盛況。山下が会場に登場すると「山ピー!」の黄色い歓声が飛び交い、中には山下の名前入りうちわを持参する熱狂的なファンや、喜びのあまり涙ぐむファンも。
元々原作のファンだったという山下はイベント内で作品について、「原作では男性のキャラクターを女性に置き換えた点がとても斬新だし、ワインを通して人間を学んでいくというストーリーに僕自身とても惹かれました。」と語り、作品の題材となっているワインについては、「ワインは知れば知るほど分からなくなる、奥が深い点が魅力だと思います。フランスで撮影中にワインと恋に落ちて、日本に帰ってすぐにワインセラーを買いました。」とプライベートでもワインを楽しむようになったことを告白。
作品内で山下演じる一青と莫大な遺産をかけて対決に挑むカミーユを演じたフルール・ジェフリエは、フランス語・英語・日本語の多言語で描かれた本作の撮影について、「母国語ではない言語で演じることは、一見制約が増えるように思えて、実はその分可能性が広がると考えています。多言語で演じることで、声もリズムもイントネーションも変わるし、演技の幅が広がって新しい自分の可能性が見えたように感じました。」と語りました。
それを受け山下も、「本当に世界を広げてくれた作品だと思います。そして何より、言語もカルチャーも違う出演者やスタッフが一つの目的に向かっていく過程が本当に楽しかったですし、一生忘れられない、僕の人生にとって大切な時間になりました。」と語ると、満席の会場からは拍手の渦が巻き起った。
Hulu オリジナル「神の雫/Drops of God」【全 8 話】
2023 年 9 月、Hulu で独占配信スタート
製作総指揮:クラウス・ジマーマン
監督:オデット・ラスキン
STORY
世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者/著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが東京の自宅で息を引き取る。9歳の時に両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)は、彼が遺した膨大なワインコレクション<専門家いわく“世界一のワインコレクション”>を相続するためには、アレクサンドルの弟子・一青(山下)との対決に勝つことが条件だと知る。アレクサンドルの遺書には「一青は“魂の息子”」とあるが、果たしてアレクサンドルと一青の関係は……?