実写とアニメーションが織り交ぜられた革新的なミュージカル作品『メリー・ポピンズ』(1965)。主題歌「チム・チム・チェリー」は誰もが一度は聞いたことのある名曲。映画公開から60年近くにもなる今、多くのファンに愛され続けるこの名作を、“大スクリーンで!”“生演奏で!”楽しめるシネマ・コンサートが東京国際フォーラムで上演される。
<映画+コンサート>をライブ感覚で体感できる贅沢なエンタテインメントを体感してみましょう!

子供から大人まで楽しめる!
ディズニー映画の傑作2点をシネマ・コンサートで!

メリー・ポピンズ シネマ・コンサート
日時:2023年6月4日(日)開場15:00 / 開演16:00
会場:東京国際フォーラム・ホールA
https://www.promax.co.jp/marypoppins/

トイ・ストーリー シネマ・コンサート
日時:2023年5月28日(日)開場15:00 / 開演16:00
会場:東京国際フォーラム・ホールA
https://www.promax.co.jp/toystory/

スター・ウォーズ/新たなる希望 シネマ・コンサート も開催決定!
《大阪公演》
日時:2023年9月24日(日)開場15:00 / 開演16:00
会場:フェスティバルホール
《東京公演》
日時:2023年9月30日(土)開場13:00 / 開演14:00
会場:東京国際フォーラム ホールA
https://www.promax.co.jp/starwars/

米アカデミー賞®で13部門ノミネートされ5部門で受賞

画像1: Presentation licensed by Disney Concerts.© Disney

Presentation licensed by Disney Concerts.© Disney

ディズニーの長編映画第一作にして世界初のカラー長編アニメーション映画は1937年に全米公開された『白雪姫』(1950)。『メリー・ポピンズ』(1965)が日本で公開された当時、小誌「スクリーン」にて評論家・荻昌弘は、この不朽の名作『白雪姫』に匹敵する傑作として、『メリー・ポピンズ』を大絶賛しています。

今日のウォルト・ディズニーを誕生させた『白雪姫』から27年。彼がパメラ・L・トラヴァースの「メリー・ポピンズ」映画化を試みたのは、原作が世に出た1934年のほんの数年後だったらしい。
(中略)
メリー・ポピンズこそディズニーにとって初の完全な分身、なのだと考える。映画『メリー・ポピンズ』はどうしてこんなに老若の客を熱っぽく感動させる傑作となり得たのか。シャーマン兄弟の曲・詩が良いから――にも違いないが、それだけではない。ひとつの画面のなかへ実写と動画を溶け込ませてしまう特殊技術の成功だけでもない。
根本は、これが製作者の魂の発言である映画、作る者自身が主人公となって、我々に生き方を訴えかけてくる映画、だからなのである。
そして、このディズニーをもってしてもなお、「メリー・ポピンズ」を創り出すためには、ジュリー・アンドリュースとの出会いを待たねばならなかった。
(「スクリーン」1966年2月号より)

その年の米アカデミー賞®では、作品賞を含む13部門にノミネートされ、すでに舞台でミュージカル・スターとして活躍していたジュリー・アンドリュースが映画初出演にし主演女優賞を、そして編集賞、作曲賞、視覚効果賞、「チム・チム・チェリー」の歌曲賞の全5部門でオスカーを獲得しました。

画像: 第37回アメリカアカデミー賞(右は前年主演男優賞シドニー・ポアチエ)

第37回アメリカアカデミー賞(右は前年主演男優賞シドニー・ポアチエ)

音楽はグラミー賞®受賞作曲家でもあるリチャード・M・シャーマン(弟)とロバート・B・シャーマン(兄)。シャーマン兄弟は本作のために合計37曲の挿入歌を書き、そのうち「チム・チム・チェリー(Chim Chim Cher-ee)」、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)」そして「お砂糖ひとさじで(A spoonful of sugar)」、「凧をあげよう(Let's go fly a kite)」など臨場感溢れる14曲が使用されました。

その後、シャーマン兄弟はディズニー・スタジオ常勤となり、テーマパークの名曲「イッツ・ア・スモール・ワールド」も彼らが作曲しています。

画像: Mary Poppins - Supercalifragilisticexpialidocious - Music Video + Lyrics On Screen www.youtube.com

Mary Poppins - Supercalifragilisticexpialidocious - Music Video + Lyrics On Screen

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こんな見どころ、聞きどころ満載の名作『メリー・ポピンズ』。シネマ・コンサートでは、大スクリーンでの映画全編上映に合わせ、栗田博文指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏で味わうことが出来ます。

煙突の穴は夢の世界への入り口なんだよ

STORY

1910年、ロンドンでもとりわけ美しい地区の桜通りに住んでいるバンクス氏(デイヴィッド・トムリンスン)は銀行に勤務し、大変な気むずかし屋である上に仕事も忙しく、家族との団らんが取れなかった。

奥さんも婦人参政権運動で家にいることが少なく、ふたりの幼い子供たちはナニー(乳母・教育係)まかせ。次々と変わるナニーにまかせられっ放しの子供たちが、大好きな両親とのコミュニケーションが取れず、不満に思っていることにバンクス夫妻は気づいていない。

そこへパラソルを開いて東風に乗った美しい女性、メリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)が空から舞い下りてバンクス家にやって来た。

ある日、日課の散歩の時間、メリー・ポピンズは子供たちを連れて公園へ行くと、大道芸人のバート(ディック・ヴァン・ダイク)が敷石にチョークで絵を描いていた。その田園風景の絵の世界へ飛び込むこととなった、メリー・ポピンズとバート、そして子供たちは、メリーゴーランドの木馬にまたがり、野山を駆けめぐるのであった…。

メリー・ポピンズがバンクス家に来てから、子供たちをはじめ、バンクス氏までが明るくなり毎日が楽しくなった。風は西風に変わった。窓越しに父親と楽しそうに凧あげをしている子供たちの姿を見たメリー・ポピンズは、パラソルを開くと西風に乗って空に舞い上がった。

メリー・ポピンズが巻き起こす夢いっぱいのストーリーは、ウォルト・ディズニー自身のプロデュースのもと、主演のジュリー・アンドリュース、音楽のシャーマン兄弟など、ディズニー最高のスタッフによって見事に映像化されました。
屋根の上での煙突掃除夫たちのダンス・シーン、絵のなかに入り込む実写とアニメーションの合成映像など、子供から大人まで楽しめる“夢いっぱいの究極のエンターテイメント”を、ぜひシネマ・コンサートでお楽しみ下さい!

画像2: Presentation licensed by Disney Concerts.© Disney

Presentation licensed by Disney Concerts.© Disney

<公演概要>
メリー・ポピンズ シネマ・コンサート
MARY POPPINS IN CONCERT LIVE TO FILM
日時:2023年6月4日(日)開場15:00 / 開演16:00
会場:東京国際フォーラム・ホールA
上映作品:メリー・ポピンズ(1965年日本公開作品)/英語上映・日本語字幕付き
音楽:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン 
監督:ロバート・スティーブンソン
製作:ウォルト・ディズニー
キャスト:メリー・ポピンズ:ジュリー・アンドリュース/バート:ディック・ヴァン・ダイク/バンクス氏:デイヴィッド・トムリンスン/バンクス夫人:グリニス・ジョーンズ/ジェーン:カレン・ドートリス/マイケル:マシュー・ガーヴァー
上映時間:2時間40分(休憩20分込)
コンサート出演:
指揮:栗田博文
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
※シンガーは出演しません。劇中の歌唱部分は、映画音声のまま流れます。
チケット料金(税込/全席指定):
S席:大人 9,800円/小・中人 4,800円
A席:7,800円
※3歳未満のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。
※小人・中人料金は、4歳以上〜17歳以下(公演日の時点で、満4歳以上~17歳以下が対象になります)。入場時に年齢の分かる証明書のご提示をお願いする場合がございます。
チケット一般発売:2023年3月11日(土)10:00〜

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