スシの配達員、歌ってみたら人生が一変!?
パリ、オペラ座で、一流オペラ教師とラッパーの人生が交差する――
本作『テノール! 人生はハーモニー』は、『エミリー、パリへ行く』『マンマ・ミーア! ヒア・ウィ・ゴー』の製作者が贈る、<オペラ>が引き合わせた、一流オペラ教師とその日暮らしのラッパーの快進撃を描くヒューマンドラマ。
主人公である青年アントワーヌを演じるのは、大人気オーディション番組「THE VOICE」でそのカリスマ性を爆発させて準優勝した、ビートボクサーMB14。劇中すべてのオペラ歌唱にも挑戦し、アントワーヌさながらに《蝶々夫人》《椿姫》《トゥーランドット》などオペラの名曲を歌い上げ、天才的な歌の才能を惜しみなく披露する。世界的なテノール歌手のロベルト・アラーニャも本人役で出演し華を添える。
この度公開された予告編では、ビートボクサーMB14演じるラッパー・アントワーヌと一流オペラ教師マリー(ミシェル・ラロック)の人生が交差する様を捉えたもの。アントワーヌ(MB14)がスシの配達のために訪れたオペラ座のグラン・ホワイエで、練習生の歌声に魅せられて足を止めるところから始まる。他の生徒に見下された彼が聞きかじりのオペラを歌っているところに現れたマリー(ミシェル・ラロック)は、その声に惚れこんでしまう。
後日、マリーはアントワーヌをスカウトするために再びデリバリーを頼み、「歌の練習をしない?」とラブコール。我流でラップに打ち込み楽譜もろくに読めないアントワーヌは基礎的な発声から学ぶことになり、自分の声に「ヤバい」と興奮し、日に日にオペラに没頭していくことになる。
映像では、アントワーヌが自分のホームグラウンドとの両立に悩む様子や、「あなたの歌声がもう一度、私を蘇らせた」と打ち明けるマリーの姿、ふたりがノリノリでラップのリズムを取る姿などを捉え、出会うはずのなかったふたりの人生に訪れた“化学反応”とふたりを待つ新たなステージに期待を感じさせる内容となっている。また、オペラの楽曲とラップが入り混じる映像の最後には、劇中アントワーヌが歌い上げるプッチーニの《トゥーランドット》「誰も寝てはならぬ」が流れ、耳にも目にも楽しめる予告編となっている。
『テノール! 人生はハーモニー』
6月9日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
配給:ギャガ 原題:TENOR/101分/フランス/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:古田 由紀子/映倫G
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