20年以上インド映画を主にアジア映画を探求し続けている特定非営利活動法人「インド映画同好会」が、ヒンディー映画、タミル映画、マラヤーラム映画などからのラインナップを揃える「インド大映画祭 IDE 2023 in K’s cinema」が、6月17日(土)~7月7日(金)の21日間、新宿K’s cinemaにて開催される。この度、新作3本のうちの1本『サーカス』の場面写真10点が一挙に公開された。

ローヒト・シェッティ監督×
ランヴィール・シン&ディーピカー・パードゥコーン夫妻出演

ヒンディー映画界の最も有名な監督のひとりで、日本でも『愛と勇気のヒーロー チェンナイエクスプレス』で有名な監督ローヒト・シェッティが、『83』の人気俳優ランヴィール・シンを主演に迎えて贈る本作。

シェークスピアの戯曲「間違いの喜劇」を脚色したインドの作家イシュワル・チャンドラ・ヴィディアサーガルの1869年の戯曲を映画化したもので、ランヴィ―ル・シンの夫人ディーピカ―・パードゥコーンも“アイテム・ガール”として出演、夫婦で共演している。今回公開された場面写真は、ローヒト・シェッティ監督の特徴のひとつであるカラフルな映像がそのまま活かされたものとなっている。

1942年―――。孤児院育ちのローイ・ジャムナーダース博士は同じ孤児院で育ったジョーイと2人で孤児院を運営していた。博士は「人格の形成は遺伝によらず、環境による」という持論を持っていた。彼らの運営する孤児院には2組の一卵性の双子がいたため、博士のその持論を証明する為に、2組の双子を入れ替えてしまう。この行為を目の当たりにしたジョーイは博士に真っ当な質問をして詰め寄ったが、博士は「2組の双子には30年後に真実を話す」と返答して、どこまでも「実験材料としての双子」という態度を崩さなかった。その上で、バンガロール在住の大富豪チョーハーン家とウーティー在住のサーカス団長シェノイ家へ養子に出してしまう…。

「インド大映画祭 IDE 2023 in K’s cinema」では、本作の他、ヴィジャイ・セードゥパティ主演『ラストファーマー』、ヒューマンドラマ『ガルギ 正義の女神』の3作品が日本初公開。プレミア先行上映は、リティク・ローシャン最新作『ヴィクラムとヴェーダ』(ヒンディ版)、『ただ空高く舞え』の2本。

「インド大映画祭」の最大の特徴である3つの枠の【クラシック枠】は、ヴィジャイ主演『サチン』、【スポットライト枠】は、『ひとかけらの愛』。【衝撃枠】に、『野獣一匹Ⅱ』を上映。他に、『ヴィクラムとヴェーダー』(タミル版)、心理サスペンス『隠された顔』、カールティ主演『若き獅子』、『スルターン』等が上映される。

3つの【シークレット枠】は、開催近くまでその上映作品は明かされないという。また、『ヴィクラムとヴェーダ』(ヒンディ版) の応援上映と『スルターン』のマサラ上映、週末にはトークイベントなどが企画されている。

『サーカス』
6月17日(土)~7月7日(金) 新宿K‘s cinemaにて上映
2022年/インド/135分/ヒンディー語
監督:ローヒト・シェッテイ
出演:ランヴィール・シン、ヴァルン・シャルマー、ムラリー・シャルマー、ジャクリーン・フェルナンデス、プージャー・ヘーグデー、ディーピカー・パードゥコーン
© Reliance Entertainment

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