未来を拓くための戦いが、始まる――。
世界歴代興収第1位に輝いた前作『アバター』(09)から13年を経て登場した続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は『タイタニック』を超え、全世界歴代興収第3位を記録し大きな話題を呼び、誰もが認める最高峰のSFスペクタクル映画となった。さらに、監督、製作、脚本のジェームズ・キャメロンは自身が携わった映画が世界歴代興収上位4作のうち3作を占めるという前人未到の偉業を達成し、映画界の巨匠としての座を揺るぎないものにした。
圧倒的なスケールと大迫力の映像は、最新鋭の技術を余すところなく駆使して撮影。息を呑むようなきらびやかな水中でのシーン、そしてキャメロンの真骨頂でもある、ダイナミックで壮大なアクション・シーンの数々など、想像を絶する最高の映像美は究極の没入感へと観る者を誘う。
世界を代表する巨匠ジェームズ・キャメロンが、20年以上かけて作り上げた『アバター』の世界
『アバター』の世界はキャメロンが長い間温めてきたものだった。彼があのオリジナル映画の初期草稿を書いたのは1994年のことだったが、その当時はまだ彼のビジョンを実現させるのに必要な方法は存在すらしていなかった。それから10年以上の時を経てようやく映画製作に乗り出したこの先駆的な監督は、それ以前に彼が成し遂げた成功で蓄積した豊富な知識を『アバター』に注ぎ込み、モーション・キャプチャーをパフォーマンス・キャプチャーへと変貌させ、視覚効果技術を驚異的な最前線へと推し進めることとなる本作を創り上げた。
“家族“に焦点を当てたストーリーができるまで
あの青々とした神秘の星を舞台に更なるストーリーを追求しようと心に決めたキャメロンは、大量のアイデアを書き出しはじめた。千五百ページ以上に及ぶメモとストーリー案を手にしたキャメロンとランドーは、語られるべき物語はひとつに留まらないことに気づいた。彼らはハリウッドでトップのエリート脚本家たちを集め、キャメロンが書いたアイデアを4本の映画という形に変貌させて、ジェイク、ネイティリ、そしてこの2人が作った新たな家族のアドベンチャーを継続させていく作業が始まった。
アイデア自体が有り余るほどあったため、1本の続編映画としてではなく、継続する一連の映画、しかも徹底的に野心的でありながら<家族の大切さ>というひとつの中心テーマに根差した複数の物語へと的を絞るこのプロセスには、数カ月を要した。
「パンドラ」という世界
「パンドラはこの映画のもうひとりの登場人物のようなものです」とプロデューサーのジョン・ランドーは言う。「私たちが暮らすこの世界のメタファーとして私たちはパンドラを扱っています。私たちの世界もまた、何年もかけて旅をしてさえも、この世界にあるすべての驚異をすべて見ることなどできませんからね。そんなわけでジム(ジェームズ・キャメロン)は、今回の物語の舞台をパンドラに置き、そこにある新たな生物群系や文化の数々を探究することにしました。海洋が大好きな彼の想い、そして同じく海洋が大好きな私の想いもあって、これから語る物語で私たちの探究する場所は必然的に“海”に落ち着いたのです」。
ブルーレイには、本編の長さに匹敵する3時間以上の超豪華で貴重な未公開映像がボーナス・コンテンツとして収録されています。世界最高峰のテクノロジーに真正面から向き合う多くのスタッフや、水中での長時間の撮影など身体を張った渾身の演技で映画に華を添えた豪華キャストたちに焦点を当てたメイキングの数々、子役を含め新たな登場人物がキャスティングされるまで、さらに、それぞれの役作りを深く掘り下げたインタビュー映像など、知れば知るほど何度でも本編を観返したくなる、魅力あふれる充実したボーナス・コンテンツとなっている。
映画史を変えた人類史上最高峰の映画『アバター』シリーズ。心が震えるほどの感動と宝石のような美しい映像で多くの人々を魅了する最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を、ぜひブルーレイ+DVDセットや4K UHD、デジタル配信(購入/レンタル)で楽しんで欲しい。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
デジタル配信中(購入)
6月21日(水)デジタル配信開始(レンタル)
6月30日(金)ブルーレイ+DVDセット、4K UHD発売
© 2023 20th Century Studios.
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン