東京、Bunkamuraル・シネマは2023年4月10日(月)より長期休館に入り、2023年6月16日(金)に新たな映画館「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」を、旧渋谷TOEI跡地にオープンする。これにあわせ施設内写真、ならびに開業詳細が公開された。

中山英之建築設計事務所が内装を担当。ドゥ マゴ パリのスタンドカフェ、ブックストアスペースも併設した「影色」の映画館

シャドウ”カーペットがお出迎え 中山英之建築設計事務所によるロビー内装

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下の各階シアターは7F が268席、9Fが187席のゆとりあるキャパシティを有し、7Fスクリーンは近年需要がますます高まる35mmフィルムでの上映、ならびに4K上映にも対応。シアター内の内装・意匠にはあえて手を加えず、レトロな魅力にあふれた非日常を味わえる空間がひろがる。

画像: 7階スクリーン

7階スクリーン

ロビーの内装は、国内外でさまざまな建築プロジェクトを手掛けるほか、近年では「川内倫子: M/E 球体の上 無限の連なり」展や「モネー光の中に」展の会場構成、岡田利規作・演出の『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』の舞台デザインも手掛けた建築家、中山英之氏が率いる中山英之建築設計事務所が担当。床から壁面、テーブルやランプシェードまでを覆う「影色」のカーペットが、オーディエンスを迎え入れる。

画像: 7階ロビー

7階ロビー

「ドゥ マゴ パリ プチカフェ」が併設 名物タルトタタンも提供

画像: ドゥ マゴ パリ プチカフェ

ドゥ マゴ パリ プチカフェ

画像: タルトタタン

タルトタタン

各階ロビーには、Bunkamuraの休館に伴い一旦営業を終了したカフェ「ドゥ マゴ パリ」が、小さなスタンドカフェとしてオープン。プチサイズにリニューアルされた名物の「タルトタタン」、「ドゥ マゴ パリ」オリジナルブレンドのホットコーヒーをはじめ、特別な映画体験に寄り添うメニューを提供する。

NADiffによる特別なキュレーションがなされたブックストアも

画像: 7階ブックストア

7階ブックストア

ロビーで目を引く「LIBRAIRIE」コーナーには、アートショップNADiffによる特別なキュレーションがなされたブックストアも併設。販売される書籍のラインナップは定期的に入れ替わり、映画鑑賞の前後にはもちろん、映画を観ない日にも、「行くだけでなにかある」空間を展開。

ロビースタッフのユニフォームは小野塚秋良が手掛ける「HAKUÏ」のコート

画像: 中山英之建築設計事務所が内装を担当。ドゥ マゴ パリのスタンドカフェ、ブックストアスペースも併設した「影色」の映画館

劇場のロビースタッフが着用する制服は、ファッションブランド「ZUCCa」の設立者である小野塚秋良氏が、1992年に株式会社白洋社(現 株式会社セブンユニフォーム)と共同でスタートさせたユニフォームブランド「HAKUÏ」のコートを起用。

オープニングはマギー・チャンのレトロスペクティブとミュージカル映画特集

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下のこけら落としを飾るのは、“生きる伝説”マギー・チャン 日本初の本格的回顧上映『マギー・チャン レトロスペクティブ』 と、 17年ぶりにル・シネマのスクリーンによみがえる 映画版『RENT/レント』(05)の貴重な上映を含むミュージカル映画特集 『ミュージカルが好きだから』。その後も『大いなる自由』、『サントメール ある被告』、『ソウルに帰る』、『エリザベート 1878』、『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』、『旅するローマ教皇』といった世界中の映画祭を賑わせた新作映画に、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選と、幅広い映画ファンが要注目の強力ラインナップが集結している。

画像: ラインナップ

ラインナップ

<劇場情報>
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
開業日: 2023年6月16日(金)
スクリーン数:2 7F:268席+車いすスペース/9F:187席+車いすスペース
上映可能フォーマット…7F:DCP(2K/4K) 、35mm、ブルーレイ/9F:DCP(2K)、ブルーレイ
スクリーンサイズ…7F:W9.94m×H4.7m(シネマスコープ)/9F:W8.7m×H4.6m(シネマスコープ)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-24-12 渋谷東映プラザ 7F&9F(1F:チケットカウンター)

This article is a sponsored article by
''.