ミシェル・ヨー、ジェイミー・ドーナン、ジュード・ヒルらが共演!
“ミステリーの女王”の異名を持つアガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。1969年に発表された「ハロウィーン・パーティ」を原作に、舞台をイギリスから第二次世界大戦後のハロウィーンを迎えた不気味なベネチアに移した本作。一線を退き、ベネチアで流浪の日々を送るポアロは、朽ち果てた大邸宅で行われる降霊会にいやいやながら参加することに。そこで来賓の1 人が殺害され、ポアロは影と秘密をはらんだ邪悪な世界へと足を踏み入れてしまう。
今回解禁された特報映像では、美しいベネチアの運河を一望する絶景から一転して、ミシェル・ヨー演じる謎の霊媒師による降霊会の様子が描かれる。誰が事件の犠牲者になるのか、そして“ベネチアの亡霊”の正体とは何なのか。
監督・主演を務めるのは、『オリエント急行殺人事件』(17)『ナイル殺人事件』(22)に続きケネス・ブラナー。半自伝的映画『ベルファスト』(21)でアカデミー賞脚本賞を受賞したことも記憶に新しいが、再び本シリーズで監督・主演を務める。
豪華キャストのアンサンブルも話題の本シリーズだが、今作では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22)でアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーに加え、『ベルファスト』で親子役を演じたジェイミー・ドーナンとジュード・ヒルが本作で再共演。また、ゴールデングローブ賞の司会を務めたこともある女優でコメディアンのティナ・フェイのほか、カイル・アレン(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、カミーユ・コッタン(『スティルウォーター』)、リッカルド・スカマルチョ(『ジョン・ウィック:チャプター2』)らが名を連ねる。
ブラナーは「ハロウィーン・パーティ」を基にしたことについて、「登場人物が列車や豪華客船で、美しい風景をバックに移動して行くという壮大な旅行記の後は、ポアロや登場人物を一か所に閉じ込めるのが面白いのではと感じたんだ」と映画化のきっかけを明かしている。また、アカデミー賞女優、ミシェル・ヨーとの共演については、「彼女との仕事はとても楽しかったよ。最高に幸せだった」と話し、さらに「彼女は、スクリーン上で類いまれな存在感を放っていました。威厳に満ちていて、見事な表現力があり、そして人を惹きつける力がある。茶目っ気があり、楽しい。観客に本当に信じてもらうよう説得力を持たせるには、ミシェルが作品にもたらす深み、知性、そして静寂さが不可欠なのです。」と大絶賛。ヨーが今年度アカデミー賞主演女優賞を受賞した事についても「この当然与えられるべき輝かしい成功を収めたことを心から嬉しく思っています。」と賛辞を送っている。
『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
9月15日(金) 全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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