「チェスの日」を記念して、衝撃のチェスシーンが解禁!
本作の原案 は世界的ベストセラーにもなった文豪シュテファン・ツヴァイクの傑作小説「チェスの話」。ナチス占領下のオーストリアを舞台に、 ヒトラーの命令で ホテルに 監禁された男が 、 1冊のチェス本を武器にナチスとの心理戦に挑む驚愕のサスペンス映画だ。
7月20日は「チェスの日」。2019年に国連総会によって制定され、世界的には「 International Chess Day 」として知られている。このたびは 「チェスの日」を記念して、『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』の 本編映像が解禁となった。
ある日突然ナチスの秘密国家警察 ゲシュタポ に拘束され、ホテルの一室に監禁 されたヨーゼフ(オリヴァー・マスッチ)。 部屋には最低限の家具 が置いてあるだけで 、 外の世界から完全に隔離された空間だ。
フィリップ・シュテルツェル 監督やゲシュタポを演じたアルブレヒト・シュッヘはインタビューにおいて、このような何も無い空間で何もせず、ただ拘束し続けることを「 白い拷問 」と呼んでいる。
そんな環境で、なんと か正気を保とうとするヨーゼフ だが、次第に精神が耐えられなくなっていくのだった…そんなある日、彼は偶然チェス本を手にする。その一冊の本が彼の精神を支えるきっかけとなった。
何か月間もひとりでホテルの部屋に放置され続け、会話や活字に飢えていたヨーゼフは、今まで興味もなかったチェスの世界に没頭していく。ひたすら に チェスの棋譜をつぶやきながら、チェス盤に見立てた風呂場のタイルと自作の駒で、ひとり対局を行う。
狂気的なまでの熱中ぶりだ。 彼は一体いつまで正気を保ち続けられるのか。本作の鍵を握る重要なシーンとなっている。スリルに満ちた展開から目を離せない、観る者の心をかき乱すヒューマン・サスペンス 文豪ツヴァイク最期の傑作 『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』は 7月21日(金)よりシネマート新宿他全国順次ロードショー。
『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』
7月21日(金)よりシネマート新宿他全国順次ロードショー
監督:フィリップ・シュテルツェル
原案:シュテファン・ツヴァイク
出演:オリヴァー・マスッチ、アルブレヒト・シュッへ、ビルギット・ミニヒマイアー
©2021 WALKER+WORM FILM, DOR FILM, STUDIOCANAL FILM, ARD DEGETO, BAYERISCHER RUNDFUNK
配給:キノフィルムズ