夏の風物詩といえばホラー映画。今年も見逃せない恐怖映画が目白押し。「アリ・アスター、ジェームズ・ワンに並ぶ才能」と評価されたメキシコの鬼才アイザック・エスバン最新作で、13歳の少女が恐怖に怯えながら祖母の秘密を暴いていく“セレモニー・スリラー”『イビルアイ』(7/28公開)。ラッセル・クロウが実在のエクソシスト役で、悪魔との壮絶な死闘を描いた『ヴァチカンのエクソシスト』(7/14公開)。Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作で、GENERATIONSが実名で出演の話題作『ミンナのウタ』(8/11公開)。夏の暑さを吹き飛ばす恐怖がスクリーンであなたを待っている!
『イビルアイ』(7/28公開)
都会に住む13歳の少女ナラは、奇妙な病気にかかった妹の療養のため、家族とともに母の田舎であるラスアニマスという村にやってくる。そこには年老いた祖母がひとりで暮らしていた。祖母と過ごすうちに次第に不穏な空気が漂い始め、ナラは祖母の不可解な行動から、彼女が人間ではない何者かであると疑い始め、祖母と村に隠された秘密に迫っていく。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、戦慄の真相があった…! メキシコ劇場公開では興行収入3週連続トップ10入りのスマッシュヒットを記録したアイザック・エスバン監督最新作。
『ヴァチカンのエクソシスト』(公開中)
アモルト神父はローマ教皇から直接依頼を受け、憑依されたある少年の《悪魔祓い》(エクソシズム)に向かう――。変わり果てた姿。絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す少年を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出したアモルトは、ある古い記録に辿り着く。人間にとり憑いた「邪悪な悪魔」との壮絶な戦いを記した著書「エクソシストは語る」を基にアカデミー賞®受賞の名優ラッセル・クロウ主演で映画化。
『ミンナのウタ』(8/11公開)
人気ラジオ番組のパーソナリティを務める、GENERATIONSの小森隼。収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま放置されていた「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープを発見する。その後、収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という声を耳にした彼は、数日後にライブを控える中、突然姿を消してしまう。
マネージャーの凛は、事態を早急且つ秘密裏に解決するため、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。メンバー全員に聞き取り調査を進めるが、失踪した小森がラジオ収録の際に聞いた「女性の鼻歌のような、妙なメロディーが頭から離れない」と言っていたことが判る。そして、リハーサル中に他のメンバーたちも“少女の霊”を見たと証言。ライブ本番までのタイムリミットが迫る中、リーダーの白濱亜嵐、凛、権田は捜索に乗り出す。『呪怨』『犬鳴村』などの清水崇監督の原点回帰を思わせる最新作。
映画『イビルアイ』は7月28日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
映画『ヴァチカンのエクソシスト』は絶賛公開中
映画『ミンナのウタ』は8月11日(金)より全国公開