格差、貧困、マイノリティ――
苦境を前に声の限り命を燃やす、若者たちの青春賛歌
オペラ最高傑作として長く愛され続けているジャコモ・プッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」。パリでギリギリの生活を送りながらも創作に情熱を注ぐ若き芸術家たちの青春の日々。
彼らの揺れ動く心情をドラマティックに歌い上げ、1896 年のトリノでの初演以来、世界中のオペラファンを魅了し続けてきた。その影響は多岐におよび、大人気ブロードウェイミュージカル「RENT(レント)」の原作となったことでも広く知られている。
このオペラ最高傑作「ラ・ボエーム」の設定を<1830 年代のパリ>から<現代のニューヨーク>に置き換え、メインキャラクターにアジア人を据えるなどの大胆なアレンジのもと、これまでにないまったく新しいミュージカル映画として生まれ変わった本作。
格差、貧困、マイノリティ、さまざまな生きづらさを抱えながらも、夢と情熱で青春の日々を謳歌しようとする若き芸術家たちの姿を、現役の新進オペラシンガーたちによる圧倒的な歌唱と独創的な映像美で情感豊かに魅せる。
どんな苦境にも前を向き、儚くも情熱的な日々を懸命に生きる若者たちの青春群像劇は、パンデミックという底知れぬ不安を経験し、その影響でひろがった格差や貧困の余波に身を置く私たちに、今だからこそ響く、圧巻の歌声と感動を届けてくれるに違いない。
現代のニューヨークを舞台に生まれ変わったオペラ最高傑作「ラ・ボエーム」の世界が広がる予告映像&場面写真解禁!
この度解禁された予告映像では、現役オペラ歌手たちが圧倒的な歌唱力でセリフを歌い上げる姿が切り取られている。オペラ最高傑作「ラ・ボエーム」の設定を現代のニューヨークに置き換えた本作。
屋根裏部屋で4 人の若き芸術家たちが楽しく暮らす場面や、大晦日のチャイナタウンに繰り出しみんなで新年を祝う場面、そしてムゼッタとマルチェッロ、ミミとロドルフォ、二組の恋人たちのシーンが「命を燃やす、若者たちの青春賛歌」というコピーとともに切り取られている。
併せて解禁された場面写真では、ムゼッタが声高らかに歌う表情や、ロドルフォとミミのカップルが見つめ合う仲睦まじい姿、若き芸術家たちが集まった賑やかなパーティの場面やマスクを付けたチャイナタウンの人々などが映されている。
『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』
10月6日(金)より、TOHO シネマズ シャンテ他、全国公開
監督:レイン・レトマー
出演:ビジョー・チャン、シャン・ズウェン、ラリサ・マルティネス、ルイス・アレハンドロ・オロスコ、井上秀則、アンソニー・ロス・コスタンツォ、イ・ヤン
配給:フラニー&Co. シネメディア リュミエール
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