マーベル、DC、スター・ウォーズのブースは大人気フォトスポット
展示エリアの中でも特に人気なのがマーベル、DC、スター・ウォーズ。これらのブースでは映画やドラマで使われた衣装等が飾られ大人気フォト・ブースとなっていました。
DCはもうすぐ公開の『ブルービートル』そして『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)』のコスチュームが登場。特にブルービートルの全容がハッキリわかり、このキャラのコスプレを考えているらしきファンが熱心に写真を撮っていました。マーベルは日替わりで展示を変えるので毎日チェック。
19日は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』からアダム・ウォーロックとロケットとライラ、『マーベルズ』のキャプテン・マーベルと「ロキ」のTVA、20日は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のカラフルな宇宙服、21日は「ロキ」からTVAの衣装全般、22日は『マーベルズ』からキャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベル、そして本作のヴィランであるダー=ベン、23日は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のユニフォーム。
スター・ウォーズのブースではもうすぐ配信が始まる「スター・ウォーズ:アソーカ」から主役の衣装やライトセーバー等が飾られちょっとしたミュージアムと化していました。
SDCCのホールHにインド映画がやってきた
SDCC会場にはホールHとよばれる大ホール(7000人ぐらい収容)があり、毎年ここでマーベルやDCのパネルがあるわけです。2010年には、ここに『アベンジャーズ』の全キャストが集結し大盛り上がりとなりました。しかし今年はハリウッド映画がストライキのため軒並みスキップ。その代わりいつもと違う意欲的なプログラムが組まれました。
まずは期待のアニメ映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック』。本作の監督であるジェフ・ロウとタートルズの生みの親であるケヴィン・イーストマンらが登壇。なんと20分にわたる本編映像をお披露目し会場大爆笑。日本もそうですがタートルズはアメリカでも大変人気があります。なお来場者全員にタートルズのアイマスクをプレゼント。僕はブルー、レオナルドの色でした。
続いて今回のSDCCで大注目となったインド映画のパネル!Project K(プロジェクトK)と呼ばれていたインドのSF超大作のプレゼンテーションです。『伝説の女優 サーヴィトリ』の監督であるナーグ・アシュウィンと『バーフバリ』のプラバースが手を組みました。アメリカでも『RRR』等が人気でインド映画への注目が高まっていました。
このパネルには監督とプラバースらキャストが参加。パネルの冒頭からエキゾチックなインド音楽の生演奏があり、また会場内を本作に出てくる戦闘員がうろつくなど例年のMCUのパネルを意識したような演出!これには会場大盛り上がり。そしてティザー映像が初お披露目。『デューン』×『バーフバリ』というような感じです。ブラパースのかっこいいこと!この映像で本作のタイトルが『Kalki 2898-A.D』であることも発表。インド映画のパワーを改めて感じるパネルでした。
ネコバスもガンダムもガメラも参加!
日本発のコンテンツも大人気。出展ブース会場にはガンダムやネコバス(なんとサンディエゴ行き)も登場。さらにネットフリックスで世界配信される話題の『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』のパネルも開催。瀬下寛之監督、怪獣デザインの高濱幹さんが登壇。アメリカの怪獣好きたちが集まり大盛況でした。特にずっとシークレットだった、本作に登場する6番目の怪獣がバイラスであるということがこの会場で発表され拍手が起こりました!
SDCCは街看板もすごい&今年のトレンドは『バービー』
SDCCの会場周辺にはこれから配信されるドラマや映画の大型屋外看板が目につきます。来年配信、真田広之さんも参加する「将軍(原題)」を始め、話題のネットフリックスの実写版「ワンピース」も街を彩ります。そして鳥山明さん原作の『SAND LAND(サンドランド)』がホテルをジャックしてのド派手展開です。
「ザ・ボーイズ」とそのスピンオフ「ジェン・ブイ(原題:Gen V)」の対決(?)広告も人目をひきます。コミコンに欠かせないのがコスプレーヤー。今年は『バービー』がとにかく大人気。至る所にピンクな方がいる感じでした。数年前はマーゴット・ロビーのハーレイ・クインのコスプレが多かったのですが、いまやマーゴットと言えばバービーなのです。
いかがだったでしょうか?スターは来なかったけれど各出展社とも工夫を凝らし、また参加したファンも今回のSDCCを盛り上げよう&楽しもうと“好きです”パワーを全開。今年もまた素晴らしいSDCCとなったのです!