ジェームズ・ガン監督はロケットについて「観客が気になるのは愛らしいキャラクターだ。彼は本物の動物に近い。つまり純粋で小さな動物が歩き、話し、銃を撃ち、機械を作れるようになるというコンセプトなんだ。その動物が望んだわけではない。彼の中にはまだ自分の考え方に驚く気持ちもある」と解説。また、デザイン面についても「コミックのロケットは漫画っぽくてイヤだった。改造された小動物に見せたかったんだ」と、コミックとは違うロケットにするためにこだわったポイントを明かしている。
本日発売のMovieNEX には、「“ロケット・ラクーン”になるまで」の他、「ガーディアンズ」が家族になるまでを振り返る「不完全で完璧な家族」や、キャストが楽しんで撮影をしている様子が収められた「NG シーン集」、本編には採用されなかった「未公開シーン」などのボーナス・コンテンツが収録されている。
知っておきたい「ロケット」の裏話
〇撮影時には、とあるキャストがロケットの代役に!
ロケットは完全なCG キャラクターなので、クラグリン役のショーン・ガンはモーションキャプチャースーツを着て撮影現場でロケットも演じていた。彼はこの役について、「ロケットのために、信じられないような声を出すブラッドリー・クーパーや、このキャラクターを書く私の兄のジェームズなど、たくさんの人が集まってくれたんだ。そして、特殊効果チームは、キャラクターを作った人たちとのパイプ役として、スクリーンの中で100% リアルに再現するため力を尽くした。このプロセスはとても魅力的で、私はその一員になれたことに感謝している」と語っている。
〇ロケットを動かすのは「仲間」への気持ち
ロケットの性格や動機について、ジェームズ・ガン監督は「ロケットは人生を大切にしてこなかった。自分を大切にし、仲間を大切にしてきた。しかし、自分が愛する基本的な人々、つまり自分の一族以外には、共感したり、誰かを大切にしたりすることはなかった。彼はどの映画でも、友人を助けること以外、利他的なことは何もしていないんだ。地球を救い、世界を救ったとしても、彼は仲間を助けるためにそれをしただけで、他の誰かに価値があると思ったからやったわけではないんだ」と語っている。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
MovieNEX発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)
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発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン