思い思いのバービーをイメージしたコーデで登場した神田とLiLiCo
映画の世界観を思わせるピンクのコーディネートをした観客が集った<ピンクコーデ上映会>。スペシャルゲストとして登壇した神田愛花は、テレビ番組で私物のバービードール35体と、お気に入りのピンクの私服15着を披露するなど芸能界随一の“バービー通”として知られる存在。また、LiLiCoは
、本作に登場する様々バービーのうちの一人、デュア・リパが演じる「人魚バービー」役で日本語吹替版に参加している。
神田のコーデは、クラシカルな昔のバービーをイメージしたという、シックながら美しい輝きが印象的なワンピース。大きく背中が開いたデザインで、ピンクのスパンコールをちりばめたインナーまでこだわった一着だという。さらに大ぶりなピアスとイヤリングもピンクで統一し、全身で“バービー”を表現!
一方LiLiCoは、やわらかく広がるピンクのロングドレスに、腰元にブルーのリボンをあしらったエレガントなコーデで登場。ピンクとブルーのカラーリングが印象的な映画のポスタービジュアルを指しながら、「私のために作ってくださったドレス、すごく“バービー色”ですよね!」と笑顔を見せた。
LiLiCo「母と娘の関係だったり、リアルな世界の中でのディープな話だったり、3回ぐらい泣きました」
大ヒット中の本作を鑑賞した感想について神田は「とにかくピンク、ピンク、ピンクで、砂浜までピンクにしてこだわっていらっしゃって!バービーランドには、売っていたら絶対買いたくなる家具ばっかりなんですよ。ベッドの形から掛布団の素材から椅子の色から、すべてが“夢”!そこに実写版のバービーがいることに感動しました」と、バービーファンならではの目線で大興奮!
LiLiCoは「ピンクでハッピーな世界が映し出されるんですけど、完全にコメディかと思ったら意外や意外、すごく様々なことを描いていて。母と娘の関係だったり、リアルな世界の中でのディープな話だったり、3回ぐらい泣きましたね」と感動のあまり涙していたことを告白。
さらに「字幕だけじゃなく吹替も観に行ったんですけど、バービー役の高畑充希ちゃんの天才的な吹き替えが本当に素晴らしくて!字幕と吹替と2回目観て、すみずみまで見ることができて新しい発見がいっぱいありました」と、吹き替え版のクオリティの高さや、何度でも楽しめる本作の魅力についても熱弁した。
また、自らも吹き替えキャストとして本作に出演しているLiLiCo。主題歌を務める大人気アーティスト デュア・リパが劇中で演じている「人魚バービー」の吹き替えを担当したことについて「あるキャストが演じる男性の人魚に、私が演じる人魚バービーがビールを出すシーンがあって。そこで色気が出すぎる言い回しになっちゃって、演出家から色気が出すぎている、とダメ出しを受けました!」とまさかの裏話を披露し、会場が大爆笑に包まれる一幕も。
本作で特に心に残ったポイントについて、神田は「バービーランドでは、大統領のバービーとか先生のバービーとか役割がそれぞれあって、自分ができることを100%頑張ろうとするんですよ。日々の生活では、色々なことを全部100%でやらないといけないと思いがちですけど、自分ができることを100%頑張れば、世の中は成り立つし輝けるんだ!と感じられたところが魅力的でした」と、本作から勇気をもらったことを語った。
LiLiCoは、人間世界にいるバービーの持ち主であるサーシャ(アリアナ・グリーンブラット)とその母グロリア(アメリカ・フェレーラ)の関係について「お母さんに対して気持ちをうまく表現できなかったり話したくない時期ってあると思うので、そういう母娘の関係性がとても良かった!グロリアが女性について熱弁するシーンも、あまりにも気持ちよく正論で、すごく強いメッセージだなと思いました」と絶賛しながら、「バービーとこの母娘の関係も面白くて、どうしてバービーが“こうなっているのか”がわかっていく。こういう風につながっていくんだ、とわかっていくのが面白かったです!」と設定やストーリーの面白さに言及。
また、お気に入りキャラクターとして、かつて人間世界で子供にいたずらされて変わり果てた姿になってしまった“変てこバービー”(ケイト・マッキノン)を挙げながら、「私も罪悪感を感じています…!子供の頃持っていたバービーの顔に落書きしたり、髪を切ったり染めたり、足を曲げたりすごく大きいピアスを刺したり…オシャレにしたいあまりいろんなことをしていたので、“変てこバービー”ってこんな風にできあがるんだなと思って。映画を観て、みんなやるんだなと思いました(笑)。これからはもっとバービーを大事にしようと思いましたね」と、かつてバービードールで遊んでいた頃を振り返りながらしみじみと語った。
次々と記録を更新し、今年公開作品の中で全世界興行収入が1位目前になるほど大ヒット中の本作。今回のイベントのように、ピンクコーデに身を包んだ観客が映画館を訪れるムーブメントが起きていることについて、神田は「映画の中に、すべての人が共感できる場所があるからだと思います。年齢、性別、職業、どんな方が観ても、『私ってこのバービーだ』とあてはめられるポイントがあるんですよ。だからこそこれだけ人気が出ているんじゃないかと思います」とコメント。
LiLiCoは「ピンクというのは、ハッピーになれる色なんです。やっぱり映画はエンターテインメントなので楽しめないと。じゃないとこの衣装では登場しません(笑)!」とハイテンションで笑いを誘いながら、「冒頭で“バービーが誕生する前”が描かれるんですが、『確かにそうだった!』と思えるんです。なぜバービーがこんなことになっているのかというのが、最初の数分で納得できます」と、冒頭のシーンにも観客の心をつかむパワーがあることを語った。
続いては、35体ものバービードールを所持している神田が、ステージ上で特別にお気に入りを披露。多数の様々な職業が登場しているバービードールの中でも、ニュース中継をする「テレビニュースチームバービー」に思い入れが強いという。「私は報道のキャスターに憧れていて、その夢をバービーが叶えてくれることに気付いたんです。気持ちが暗くなったときもバービーを見ると、代わりにバービーが叶えてくれるから、まだ夢を持って頑張ろうと思えるんです!」と熱弁。
もう一つは、ピンクのクルーザー。「元々、海釣りが好きでいつか自分のクルーザーを持ちたいと夢を持っていたのですがとてもハードルが高かったんですが、ある時これに出会って『バービー、夢を叶えてるじゃない!』と思って思わず買ったんです」と語り、いつか本物に乗ることを夢見ながら、ピンクのクルーザーに思いを馳せていることを明かした。
パワーパフボーイズも登場!
レアアイテム登場のプレゼント抽選会に場内大熱狂
さらにイベント後半には、それぞれがプロダンサーとして活躍するAO、KAN、naotoからなる人気3人組ボーイズグループ「パワーパフボーイズ」が登場!元気が出るカラーとして普段からピンクのコーデを楽しんでいるという彼らは、「メッセージ性や現代性があって、みんなが勇気をもらえるストーリーですごく感動しました!」「小道具から衣装からセットから細部までめちゃくちゃかわいくて、終始目が楽しくて最高に楽しかったです!」「デュア・リパの“Dance The Night”が流れるダンスパーティーのシーンが、振り付けもキャッチーでマネしたくなるかっこよさだったので、ぜひ注目していただけたら!」とそれぞれテンション高く映画の見どころを語った。
そんなパワーパフボーイズが中心となり、会場に集まった観客とプレゼント抽選会を実施。映画に登場する衣装をまとったバービーやケンのドールや、日本未発売となるバービーの暮らす家「メガブロック ドリームハウス」などが賞品として発表されると、会場は大熱狂!
最後は神田とLiLiCoから、映画を楽しみにしているファンたちへメッセージが贈られた。神田は、「素敵なシーンがたくさんあるので、一つ一つ一時停止して観たいぐらい!今の自分でいいんだと思えて、すべての人が共感できる要素がたくさんあるので、何度もピンクコーデで劇場に足を運んでいただけたらと思います!」、LiLiCoは、「映画の大切なメッセージを自分の心で感じてほしいです。特に私が好きな、人間世界で娘のお母さんをしているグロリアの熱弁シーンとか、みなさんの力になればいいなと思います。『バービー』は、ハッピーは向こうからやってくるんじゃなくて、自分の中にあるということを教えてくれるので!」と笑顔でコメントした。
『バービー』
大ヒット上映中
配給:ワーナー・ブラザース映画
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