夢の実現を前に予期せぬ出来事によって挫折してしまう、ひとりの若き女性ダンサーの第二の人生を描いたセドリック・クラピッシュ監督最新作『15ダンサー イン Paris』が、いよいよ今週末9月15日(金)より全国順次公開となる。それに合わせ、冒頭映像ならびに著名人によるコメントが初解禁となった。

感動と圧巻のステージに、フランスで140万人が大喝采!

画像: 9/15公開『ダンサー イン Paris』本編特別映像 ~エリーズ「ラ・バヤデール」の本番舞台で、恋人の裏切りを目撃 youtu.be

9/15公開『ダンサー イン Paris』本編特別映像 ~エリーズ「ラ・バヤデール」の本番舞台で、恋人の裏切りを目撃

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本作の冒頭15分間は、なんとセリフ無しで「ラ・バヤデール」のリアルタイムで進行する舞台裏の緊張や、予期せぬ人間ドラマを切り取った挑戦的な構成。今回解禁となるのは、進行する舞台裏でパートナーの裏切りを目撃してしまった主人公エリーズを捉えた映像。

まさに「ラ・バヤデール」(愛を誓った戦士ソロルが舞姫ニキヤを裏切り別の女性と結婚してしまう)の光景さながら、出番を目前にして現実が舞台を飛び越えてしまい動揺するエリーズだが…。

本作は劇映画でありながら、パリ・オペラ座バレエのプルミエール・ダンスーズで、クラシックとコンテンポラリーを自在に行き来するマリオン・バルボーが主演。ダンスシーンに一切のスタントを使わないと決意したクラピッシュ監督が、映画初出演にも拘らず主演に抜擢した。

さらに、トニー賞にノミネートもされコンテンポラリー界の奇才として名を馳せるホフェッシュ・シェクターも本人役で出演。監督は『スパニッシュ・アパートメント』、『パリのどこかで、あなたと』などを監督したセドリック・クラピッシュ。

思春期の頃から一観客としてダンスへの情熱を燃やし続け、いまやパリ・オペラ座からの依頼で定期的にステージも撮影している巨匠が20 年来の構想を実現させた、まさに全てが本物のリアル・ダンス・ムービー!

さらに本作をいち早くご覧になった著名人よりコメントも多数到着!バレエをテーマにした漫画「アラベスク」「舞姫 テレプシコーラ」で有名な漫画家・山岸涼子氏は「主人公からエキストラまで半端ないテク」と、そのリアルさを大絶賛。

コメント (五十音順・敬称略)

僕やエリーズと同じように...煌びやかで、残酷で、喜びに満ち溢れた《踊り》という世界に魅了されている全ての方々に見て頂きたい作品です。ーー池田武志(スターダンサーズ・バレエ団 ダンサー)

美しきフランス文化のど真ん中で揺らぎ、挫折に悩むバレエダンサーが、真の情熱と愛に目覚め、ラストシーンで踊る姿に感動する。ーー上野水香(東京バレエ団 ゲスト・プリンシパル)

ダンサーも人間。生きていると苦しみはどうしたって訪れる。だから光を探す。この作品はその言葉にならない感覚が踊りを通して昇華し、芸術的なものに移り変わっていく様が生々しく美しく描かれていた。舞踊は言語を超える世界を平和にするものだと感じた。ーー大貫勇輔(ダンサー・俳優)

『芸術家の中でも花のように短いといわれるバレエダンサーの生命』エスプリに満ち ポジティブな光溢れる映画を観て そんな言葉も吹き飛んだ!ーー首藤康之(舞踊家)

「クラピッシュの新作めちゃくちゃ興奮した!」とフランスの友達がこぞって絶賛していた本作が、遂に日本公開!圧倒的に美しいエリーズの踊りからは、生きることの歓びが聴こえてきたし、スピンオフを作って欲しいくらい魅力的なキャラクターたちには、何度も笑わされた。これぞクラピッシュ映画って感じで、とても嬉しかった。ーー世武裕子(音楽家)

主人公からエキストラまで半端ないテク。重い主題もサラリと前向きで今パリに結集するダンサーの心身共に高いレベルに拍手。ーー山岸凉子(漫画家)

STORY

パリ・オペラ座バレエ団で、エトワールをめざす主人公のエリーズ。幼少期からバレエ一筋の日々を送ってきた彼女だったが、夢の実現を目前に恋人の裏切りから心乱れ、本番中に足首を負傷。医師から踊れなくなる可能性を告げられる。

踊ることを半ば諦め、新しい生き方を模索する失意のエリーズだったが、そんななか料理のアシスタント係の仕事で訪れたブルターニュで、今を時めく注目のダンスカンパニーと出会う。

これまでのバレエとは違う、独創的なコンテンポラリーダンスが生み出される過程を目撃し、やがて誘われるまま練習に参加したエリーズは、未知なるダンスを踊る喜びと新たな自分を発見していくのだった。

『ダンサー イン Paris』
9月15 日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
監督:セドリック・クラピッシュ 振付・音楽:ホフェッシュ・シェクター
出演:マリオン・バルボー、ホフェッシュ・シェクター、ドゥニ・ポダリデス、ミュリエル・ロバン、ピオ・マルマイ、フランソワ・シヴィル、メディ・バキ、スエリア・ヤクーブ
配給:アルバトロス・フィルム、セテラ・インターナショナル
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