ジャンポール・ゴルチエの自伝的ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』が9月29日(金)より日本公開。このたび、ゴルチエのオートクチュール・コレクションに密着したワンシーンが解禁された。絢爛な衣装や著名人らがスクリーンに登場するほか、ゴルチエが“ファッションの流行”に対する想いを赤裸々に語る必見の映像。あわせて各界著名人9名より応援コメントが到着した。

本日9月21日は「ファッションショーの日」。1927年に東京・銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが開催されたことにちなんで、記念日に制定されている。そんな「ファッションショーの日」を記念して、映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』よりゴルチエのオートクチュール・コレクションに密着したシーンの本編映像と、各界著名人たちからの熱い応援コメントが解禁となった。

本作は、世界的ファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチエを追ったドキュメンタリー。多彩なキャリアを持つゴルチエが、自らの半生をもとに企画・脚本・演出を手掛けた「ファッション・フリーク・ショー」は、2018年のパリ公演を皮切りに全世界で35万人を動員した。本作は、その熱狂のステージの裏側に密着。ステージの裏側で渦巻く創造の喧騒が映し出されている。

このたび解禁となった本編映像は、ゴルチエのオートクチュールのコレクション当日をとらえたワンシーン。豪華絢爛な衣装でランウェイを闊歩するモデルや、コレクション後のゴルチエと豪華セレブたちとの煌びやかな交流が映し出される。「ファッション・フリーク・ショー」のサウンドトラックを手掛けたナイル・ロジャースや、ゴルチエが映画衣装を手掛けたペドロ・アルモドバル監督作品の常連俳優であるロッシ・デ・パルマらも登場し、ゴルチエのデザインを大絶賛。だがその様子と共に、次々と移り変わるファッション業界の“流行”について、ゴルチエ自身の達観した考えが語られる。「ファッションはビジネスでもある」と語るゴルチエのファッションとの関わり方が垣間見える貴重な映像だ。

画像: ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇 本編映像「ファッション・ウィーク篇」 youtu.be

ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇 本編映像「ファッション・ウィーク篇」

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さらに、映像はニューヨークのメトロポリタン美術館に訪れたゴルチエを追う。偶然居合わせたのは米VOGUE誌の名物編集長であり、映画『プラダを着た悪魔』に登場するキャラクターのモデルになったともいわれるアナ・ウィンター。挨拶しようとするゴルチエを冷たく振り切るウィンターと、その様子を見て楽しそうに笑うゴルチエ。他では見られないふたりの関係にも注目だ。

そして、公開に先駆けて一足先に本作を鑑賞した各界の著名人9名よりコメントが到着した。世界の第一線で活躍し続けるトップモデル冨永愛は「これぞまさに、エンターテイメント。破壊的で創造的な彼のスタイルをそのまま生かした舞台が本当に見たくなる!」とゴルチエへの賛辞をつづった。またNuméroTOKYOの編集長を務める田中杏子は「クリエイティブに関わる人もそうでない人も、必見です」と絶賛のコメント。ファッションジャーナリストの渡辺三津子は「彼はファッションとともにフリークとして生きる力を得、その美しさを表現する精神で輝いた。勇気ある笑顔のジャンポールに乾杯!」とゴルチエに賛辞を贈っている。コメント一覧は下記の通り。

【コメント一覧(50音順・敬称略)】

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●シトウレイ(ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト)
ジャンポール・ゴルチェの世界観が残さず余さず詰まってる。
そして何よりファッションのワクワクとか楽しさ、喜びや幸せが凝縮された作品!
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●竹田ダニエル(ライター)
「違いとは、特別であること」
ゴルチエのこの言葉が、彼の作品の理念全てを表す。
衣装や舞台の豪華絢爛さの裏には、「個性」への深い愛情と、人生の「儚さ」と人間の「残酷さ」への理解がある。
ファッションオタク、舞台ファン、そして「新しいこと」が好きな人は、特に必見!
舞台を見た人も見ていない人も、学びとワクワクを得られる作品です。
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●田中杏子(NuméroTOKYO編集長)
モード界の“アンファン・テリブル(恐るべき子供)”は、50年のデザイナー歴に幕を綴じた現在もなお現役の異端児です。
ジャンポール・ゴルチエのほとばしる熱量と強いこだわり、美への探究心を目の当たりにする96分。
彼のような飛び抜けた人が存在してくれてよかったと思わせてくれる作品。クリエイティブに関わる人もそうでない人も、必見です。
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●冨永愛(モデル)
まるで彼の心の中を覗き見しているかのようなドキュメンタリー。
これぞまさに、エンターテイメント。
破壊的で創造的な彼のスタイルをそのまま生かした舞台が本当に見たくなる!
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●ドリアン・ロロブリジーダ(ドラァグクイーン)
フリーク【freak】
1.異常なもの。異形のもの。
2.物事に熱狂している人。

この作品に登場するあらゆる人がフリークです。
舞台上にも舞台裏にも、フリークしか存在していません。
そこからほとばしるエンターテインメントの鮮烈さたるや!!

“誰もがフリークだ 美は至る所にある”
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●ナカムラクニオ(6次元主宰/美術家)
これほどまでに美しく、切なさがぎっしり詰まったメイキング映画は観たことがない。
もはやスタッフになって一緒に時間を過ごしたような感じ。
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●西村宏堂(アーティスト/僧侶)
「フリーク」はときには変人だが、ときには奇才である。
人と違う生き方をすると眉をしかめる人もいるが、ゴルチエは人と違うということこそが世界に称賛されることを教えてくれる。
この映像はゴルチエのセンス、情熱、好奇心を映し出し、自分らしく生きる勇気と覚悟を与えてくれる。
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●よしひろまさみち(映画ライター)
ゴルチエ様の華やかなキャリアはもちろん、いったい何人分の人生!? というくらいに濃厚激動の半生に仰天。
来日公演も大好評だった半自伝ミュージカルを補完するファッションフリーク必見作。
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●渡辺三津子(ファッションジャーナリスト)
ゴルチエのショーはいつも夢見るパーティのようだった。個性的なモデル、モードの常識を超えるデザイン、多様に生きる歓び。舞台を観て彼の飛び抜けた才能とプロ意識を再発見したが、そのまた舞台裏を追ったこのドキュメンタリーでは彼が幼少時から抱く不安や孤独がそのパーティへの賛歌を生んだことにより思いが至る。彼はファッションとともにフリークとして生きる力を得、その美しさを表現する精神で輝いた。勇気ある笑顔のジャンポールに乾杯!
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ドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』は9月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほか全国公開。

『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』
9月29日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほか全国公開。
© CANAL+ / CAPA 2018
配給:キノフィルムズ

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