『6才のボクが、大人になるまで。』がアカデミー賞6部門にノミネートされ、映画ファンに愛されるヒットメーカー、リチャード・リンクレイター監督待望の新作がこの秋いよいよ日本上陸。主人公のバーナデットを演じるのは、『ブルージャスミン』『キャロル』『オーシャンズ8』『TAR/ター』など多岐にわたるジャンルで幅広いキャラクターの主人公を演じてきたブランシェット。破天荒で常識を超えた言動に走るキャラクターを、チャーミングで憎めない人物に作り上げた。そして、「笑えて、クレイジーで、元気になる My Champlain Valley」「ケイト・ブランシェットが素晴らしい We Live Entertainment」と批評家からも絶賛を浴び、深い共感を呼ぶキャラクターを生み出したブランシェットは、本作で見事10度目となるゴールデングローブ賞ノミネートを果たした。
この度解禁となったインタビュー映像では、映画の原作であるマリア・センプルによるベストセラー小説「バーナデットをさがせ!」からのファンだというケイト・ブランシェットが、“バーナデット”という唯一無二のキャラクターについて分析。さらに、映画で描かれるテーマや、監督のリチャード・リンクレイターについて語っている。
かつて天才建築家として活躍していたバーナデットだが、自身もたくさんの女性建築家に憧れ、建築の勉強をしたいと思っていたというケイト。バーナデットについて「クリエイティブな情熱に溢れる人物だとより感じたわ。彫刻、画家、俳優。建築家。どの可能性もあったと思うの。」とし、「彼女を追いかける物語というより、クリエイティブな情熱の物語だと思ったわ。」と語った。さらに原作者マリア・センプルと実際に会ったときのエピソードを「マリアに会った時に彼女の素敵なサングラスを貰ったの。映画でも彼女のサングラスを借りて。マリアは自分の経験を話してくれた。」と当時を振り返った。
そしてリンクレイター監督との撮影を振り返り、「彼は素晴らしくて、リハーサルを重視している。すべて話し合うことを大切にしていて、撮影をするときには揺らぐことがないものが出来上がる。」と絶賛し、マリアとリンクレイターは“几帳面な2人はとても似ているんだけど、まったく違うの”と、世界を代表するふたりのクリエーターの意外な共通点を打ち明けた。
圧巻の演技力で世界を魅了するオスカー俳優のケイト・ブランシェットと、世界中の映画ファンに愛されるヒットメイカー、リチャード・リンクレイター監督の“最強ハリウッドタッグ”が贈る、この秋いちばん笑って泣ける、ヒューマン・コメディの傑作がこの秋、ついに日本上陸!
『バーナデット ママは行方不明』
9月22日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開中
配給:ロングライド
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Wilson Webb / Annapurna Pictures