スタッフのほとんどが女性!撮影現場にはスペイン映画初の託児施設も!
女性が脚本・監督を務め、女性キャストを中心に構成された本作。「私たちの映画における女性の表現に対する取り組みは、撮影にも反映され、技術スタッフから多くの上級職まで、クルーのほとんどが女性で構成されている。また、『PIGGY』ではサステイナブルな労働環境にも配慮しました。スペイン映画として初めてロケ地に託児施設を設置し、幼い子供を持つクルーが働きやすいようにしたのです。」 (本作プロデューサー メリー・コロマー)
カルロタ・ペレダ監督よりメッセージ動画到着!
“こんにちは。『ピギー』の監督・脚本のカルロタ・ペレダです。この作品を通して観客のみなさまとお話できることをとても光栄に思っています。みなさまがこの作品を好きでも嫌いでも、とにかく情熱を感じてもらい、ぜひその思いをSNSで共有していただけたら嬉しいです。ありがとうございます。”
もうPIGGY<子ブタ>なんて呼ばせない。
スペインの田舎町。ティーンエイジャーのサラはクラスメイトからの執拗なイジメに苦しんでいた。両親や弟からも理解されず、家の中でも居場所を見つけられないサラはヘッドホンに頭をうずめて自分の気持ちを閉じこめる日々を送っていた。
ある日、あまりの暑さにひとりで地元のプールへと出かけたサラは、怪しげな謎の男と、3人のクラスメイトと鉢合わせてしまう。再びクラスメイトたちのイジメの標的となるサラ。しかし、その帰り道、恐ろしい現場に遭遇する。それは、血まみれになった3人のいじめっ子たちが、謎の男の車に拉致され、連れ去られるところだった…。
スペイン・ゴヤ賞受賞の短編“Cerdita を基にしたカルロタ・ペレダ長編初監督作品!
2018年、300以上の国際映画祭に出品され、フォルケ賞やゴヤ賞など90以上の賞に輝いた、カルロタ・ペレダ監督の同名短編作品を長編化。警察や親たちに真実を打ち明けて捜査に協力するべきか、あるいは沈黙を貫いて自分を守るべきか、サラは究極の決断を迫られる。
監督はTV業界でキャリアを積んだ実力派で、初監督の短編映画『The Blondes』は世界各国137以上もの映画祭に出品されたカルロタ・ペレダ。主演のラウラ・ガランは主に舞台で経験を積み、テリー・ギリアム監督『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(2018年)で長編初出演を果たす。
本作『PIGGY』ではスペインのアカデミー賞と呼ばれる名高いゴヤ賞で最優秀新人女優賞を受賞。サラの母親役にはペドロ・アルモドバル監督作、『トーク・トゥ・ハー』(2002年)、『抱擁のかけら』(2009年)、『私が生きる肌』(2011年)などに出演し、超人気テレビシリーズ「Aída」で主演を務め、スペインテレビアカデミー賞を受賞した“スペインで最も愛される女優”のカルメン・マチ。
『PIGGY ピギー』
9月22日 (金) ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿武蔵野館 他 全国ロードショー!
監督・脚本:カルロタ・ペレダ
出演:ラウラ・ガラン、カルメン・マチ、リチャード・ホームズ、ピラール・カストロ 他
配給:シノニム、エクストリーム
©MORENA FILMS-BACKUP STUDIO-FRANCESA