堀越麗禾「(父・市川團十郎も)自分のことのように一緒に喜んでくれました」
吹替声優に決まった、十三代目 市川團十郎の長女であり舞踊家・女優としても各方面で活躍をする堀越麗禾(ほりこしれいか)。彼女が担当するのは、本作の物語の重要なカギを握る、超進化型AIの少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)。人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先までたどり着いた元特殊部隊の主人公・ジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が、そこで出会うのがこのアルフィーだ。その後ジョシュアは“ある理由”から、彼女を守りぬくと誓い共に行動をすることとなる。
今回、実写映画の吹替初挑戦となる堀越麗禾の起用について、ウォルト・ディズニー・ジャパンの担当者は「超進化型AIというアルフィーのキャラクターと、若くして日本舞踊や多分野でマルチに活躍される堀越麗禾さんのイメージが合致し、キャスティングさせて頂きました」とコメント。マデリン演じるアルフィーの声質との相性も良く、米ウォルト・ディズニー本社からはその高い演技力も評価され、オーディションを経て抜擢となった。
堀越麗禾は、このアルフィー役に決定したことを、マネージャーから聞き「とにかく驚いて、もう嬉しくて、とっても驚きました!」と、その時の嬉しさをコメント。父である市川團十郎には「どう伝えようかと考えていたのですが、会ったら嬉しくてそのまますぐに伝えてしまって。そしたら『おめでとう!』って自分のことのように一緒に喜んでくれました」と、親子で本作の声優決定の喜びを分かち合ったことを明かした。
本作については「心が“ウ〜”ってなる場面が何ヶ所もあった」と振り返り、「心が刺激されるようなところばかり。アルフィーの演技に心を動かされて、感動しました」と、その魅力をアピール。さらに本作の収録を振り返り、「最初の方はあまり言葉を発さずに、表情などで表現することが多く、だからこそ言葉を出す時は『何を言うんだろう?』と注目すると思います。前のシーンを観ながら、どういう感情が入ってるのか、一言一言に対しての気持ちの入れ方を考えながらセリフを言うことがとても難しかったですが、一生懸命頑張ったので、多くの方にご覧いただきたいです」と語った。
また、本作の吹替声優には堀越の他、ジョシュア役に『TENET テネット』でもジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公役の吹替を担当した田村真、渡辺謙演じるハルン役に森川智之、ジェンマ・チャン演じるマヤ役に恒松あゆみ、アリソン・ジャネイ扮するハウエル大佐を小宮和枝が担当することも明らかとなった。
監督& “Ameca”からのサプライズに堀越麗禾も驚きと感動――!
合わせて解禁された映像は、何も知らずに本編を一足先に鑑賞した堀越麗禾へ、ギャレス・エドワーズ監督、さらに本作のAIアンバサダー “Ameca” (※) からの激励コメントがサプライズで届けられた際の模様を捉えたもの
本編を観終わった堀越麗禾が見つめるスクリーンに「こんにちは、麗禾さん!」と、突如ギャレス監督が登場。さらにAmecaは、とても流暢な日本語で歓迎する。「あなたの演技力があれば、計り知れない素晴らしい作品になるでしょう」と、堀越の高い演技力を称賛し「グッドラック!」とエールを送っている。
このサプライズに対し堀越麗禾は「うれしかったです。AIが人間の言葉を喋ってるのが本当にすごいなって思いました」とAmecaに感動しきり。10月に7年ぶりの来日を予定しているギャレス監督に対しては「なぜこのようなすごい映画を発想することができるのかっていうのが、すごく気になるので聞いてみたいです」と語った。
※Amecaとは、世界で最も進化したアンドロイドとも称される、高いロボティクス技術を誇る 英Engineered Arts社が開発したヒューマノイドロボット。
◆堀越麗禾コメント
アルフィー役に決まったと聞いて、とにかく驚いて、もう嬉しくて、とっても驚きました。
(家族に)どう伝えようかと考えていたのですが、会ったら嬉しくてそのまますぐに伝えてしまって。そしたら、「おめでとう!」って自分のことのように一緒に喜んでくれました。
私が演じさせていただくアルフィーは、最初の方はあまり言葉を発さずに、表情などで表現することが多く、だからこそ言葉を出す時は『何を言うんだろう?』と注目すると思います。前のシーンを観ながら、どういう感情が入ってるのか、一言一言に対しての気持ちの入れ方を考えながらセリフを言うことがとても難しかったですが、一生懸命頑張ったので、多くの方にご覧いただきたいです。
『ザ・クリエイター/創造者』
10月20日(金)全国劇場にて公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2023 20th Century Studios