『トランスポーター』、『ワイルド・スピード』、『MEG ザ・モンスター』シリーズなどで幾度となく“最強の男”を演じてきたアクションヒーローの代名詞、ジェイソン・ステイサムが次に挑むのは、型破りな最強スパイ=オーソン・フォーチュン。監督・脚本は『シャーロック・ホームズ』シリーズや『コードネーム U.N.C.L.E.』を手掛けたガイ・リッチー。ステイサムを見出した出世作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』以来、彼らのタッグは今回が5度目。黄金コンビによって、ワイルドな個性やユーモアのセンスといったステイサムの魅力を最大限に引き出した“ベスト・ステイサム”、最強スパイ=オーソン・フォーチュンが誕生した。
「気に入った俳優が見つかれば、何度でも起用するよ」と語るリッチー監督。ステイサムとは、実に5度目のタッグとなるが、監督と再会したキャストは、彼だけではない。グレッグ役のヒュー・グラントは、『ジェントルメン』に続いてのリッチー作品への出演。そのグレッグが惚れ込むハリウッドの人気アクション俳優ダニーに扮したジョシュ・ハートネットも『キャッシュトラック』に続いてのリッチー作品で、ユーモラスな存在感を発揮した。「波長が合う者同士が集まれば、制作プロセスを楽しめるし苦労が軽減される」という監督。おなじみのメンバーでの撮影は和やかに進行したようだ。
リッチー監督がスパイ映画を撮ろうと思いついたのは、クランクインの8か月前。「準備として、手に入る限りのアクションやスパイ映画をすべて観た。最初に考えた設定は、どうも気に入らなかった。そこで一からやり直して新たにシーンを書いたんだ。それが今回の冒頭シーンになっているけれど、この作品のトーンが一気に見えてきたんだ」と語る。そして「大事なのはセリフであり、リズムなんだ。リズムを理解していればテンポのいい映画になる。それは本作でも同じだ。始めはリズムを欠いた枠組みがあるだけだが5分でリズムが生まれ15分もするとテンポができる。シーンがテンポよく流れなければ台無しだ」と続け、現場で生まれるテンポ感を重要視していることを明かした。
ジェイソン・ステイサム演じる、ジェームズ・ボンドよりもオラオラで俺流、イーサン・ハントを凌ぐ強引さで寄せ集めのチームを率いる最強スパイ=オーソン・フォーチュンの痛快な活躍、そして、遊び心たっぷりの豪快アクションを劇場で堪能しよう。
映画『オペレーション・フォーチュン』は10月13日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーとなる。
『オペレーション・フォーチュン』
10月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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