キュメンタリー『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』が絶賛公開中。それに合わせ、ジョン・レノン出演までの舞台裏エピソードをご紹介!

ジョン・レノン出演までの舞台裏エピソードが仰天すぎる!

当初はロック・レジェンドが一堂に会したフェスになる予定だったが、チケットが売れず、当時大人気だったドアーズをブッキングするもチケットは売れなかったため、主催者のジョン・ブラウワーは音楽プロデューサーのキム・フォーリーから「ジョン・レノンに連絡しろ。レノンはチャック・ベリーとリトル・リチャードのファンだぞ」と説得され、MC として急遽ジョン・レノンとオノ・ヨーコへ打診することに。

それは、ビートルズとしての実質上のラストアルバム『アビー・ロード』がリリースされるわずか2 週間前、すでに公演まで1 週間を切りカウントダウンが始まっていたギリギリのタイミングだった。出演者の名前を聞いたジョンは、ロクに相手の話をきちんと聞かず、MCではなく出演者としてのオファーと勘違いし、参加することを快諾。

しかも、ノーギャラで航空機代だけでの出演をOK したという。すぐに協力してくれるメンバーを集め始める。結果、集結したメンバーはギターの神様エリック・クラプトン、後にイエスで活躍するアラン・ホワイト、クラウス・フォアマンの3人。

初めはジョージ・ハリソンに打診するも断られ、アラン・ホワイトはイタズラ電話だろうとジョン・レノンからの電話をガチャ切りする始末。当時無名のスタジオ・ミュージシャンだったアランの演奏をたまたま直前に観ていたジョン・レノンから打診があったのは、フェス開催の前日だったという。

そしてついに訪れたフェス開催当日、ジョンは気分がノらないから「お詫びに花でも送っておいて」とマネージャーに伝える驚愕のやりとりが明かされる。さらにクラプトンはジョンの話を信じていなかったのか忘れていたのか定かではないが空港に現れず、家まで迎えにいってギリギリ飛行機に飛び乗った。

それを聞いたジョンはようやく出発することを決心するという、なんとも信じられない話しが当事者の肉声で語られる。極めつけは、飛行機の中でセットリストを考え、それぞれが楽器を持ち出してリハーサルを行ったという逸話だ。

オールディーズの曲を即興でセッションする様子が切り取られた貴重な写真もふんだんにスクリーンに映し出される。そして、ようやくトロントに到着したジョン一行を待ち受けていたのは、70 人を超えるバイカー集団だった!

ビートルズとしてのライブ演奏以来初めての公の前でのステージとなったジョンは、このステージをきっかけにしてビートルズからの脱退を決意したと言われているが、その貴重なライブシーンだけでなく本番に至るまでの数々の伝説が、本人の肉声とともにようやく明らかとなる本作は、ビートルズファンだけでなく、すべての音楽ファン必見だろう。『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』は絶賛公開中。

『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』
全国にて絶賛公開中
監督:ロン・チャップマン
配給 STAR CHANNEL MOVIES revival69 movie.com
©ROCK N' ROLL DOCUMENTARY PRODUCTIONS INC., TORONTO RNR REVIVAL PRODUCTIONS INC., CAPA PRESSE (LES FILMS A CINQ) 2022

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