カバー画像:©2023 Tokyo comic con All rights reserved.
目を輝かせて語ってくれたカンフー映画&アメコミ愛!
東京コミコン2023にマッツ・ミケルセン氏が来てくれます!前回の大阪コミコン2023から半年。さらにマッツさんは2017年の東京コミコンにも参加していますから3度目のコミコン参加です。
最初に言っておきますが、マッツさんがこれだけ日本のコミコンに来てくれるのは日本のファンが好きだからです。なので皆さんのマッツ愛なのですよ。
さて僕は幸運にも2017年の東京コミコン、2023年の大阪コミコンのマッツさんのステージのMCを担当させていただきました。その時の様子をお伝えしたいと思います。マッツさんってヨーロッパの方だしアーティスティックなイメージがあるのですが、実はオタクだったんです!
『ドクター・ストレンジ』の映画がちょうど1年前に公開されていたのでマーベル映画への参加はどうでしたか?と聞けた。そうしたら目を輝かせて、実は自分はカンフー映画とアメコミが子どもの頃から大好きだと。だからこのオファーが嬉しかったと語ってくれたんです。
思わず、じゃあ今後アメコミ映画に出るならどういうキャラがいいですか?とアドリブで聞いてしまった。そうしたら「年老いたスパイダーマンとかやってみたいな」とナイスな返し。この発言は結構海外のオタク系メディアでとりあげられたんですよ。
この質問がなぜアドリブだったかと言うと、当時はマッツさんと言えば「ハンニバル」。しかも放送が終わったばかり。というわけでステージを見に来たファンも「ハンニバル」好きが多い。なのでここで聞く話はこのドラマにちなんだ話題にしようと思っていました。それがアメコミ話でも盛り上がるとは(笑)
今回の東京コミコンでも新たなマッツ信者が生まれるはず!
そして大阪コミコンです。ちょうど『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』も公開直前だったのでここはインディの話題になりました。ただ、このステージは2017年の時をはるかに上回る熱狂ぶりで、本当にトークショーをやめて30分マッツさんの投げキッスと手を振るだけの回にしようかと思いました(笑)。
この時のトークでもすごく印象的だったのは現場入りした時、ハリソン・フォードはすでにインディ・ジョーンズの格好をしていたので「ハリソンではなくインディと会った」と心が躍ったそうです。インディ・ジョーンズもマッツさんが子ども時代から好きだったヒーロー、本当に夢のようだったと。
一方、やはり「ハンニバル」のファンも多い。そこで改めて「ハンニバル」はあなたにとってどういう作品ですかと聞いたら、そこで経験したことはすべて宝です、と答えてくれました。会場から大きな拍手が起こったことはいうまでもありません。
そしてステージ裏で奇跡が起こりました。たまたま別のステージの登壇のために声優の井上和彦さんがいらしたのです。そう「ハンニバル」や主なマッツさんの吹き替えは井上さんですよね! マッツさんが井上さんに気づき再会を喜んでいました。後でこの時の様子はSNS等にアップされましたが「ハンニバル」好きにとって最高の2ショットですね。
とにかく一度でもマッツさんに会ったらファンになること間違いなし。