『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』の制作スタジオが贈るリリー・ジェームズ主演最新作『きっと、それは愛じゃない』が12月15日(金)より日本公開。この度、監督を務めたシェカール・カプールよりコメントが到着した。

マッチングアプリに様々なSNS、出会いの選択肢が無限にある“今”、逆に何がホントの幸せへの道なのかわからない! そんな悩みを抱えるすべての人にとって、新たな“恋愛と結婚と人生のトリセツ”となる映画が完成した! 主人公は、いつか運命の相手に出会えると信じてきたが、何だかうまくいかないドキュメンタリー監督のゾーイ(リリー・ジェームズ)。幼馴染のカズ(シャザド・ラティフ)の「今どき見合い結婚?」を新作のテーマに、いろんなカップルのエピソードを追いかける彼女が、たどり着いた“答え”とは? 出会いの選択肢が無限にある“今”を生きる女性のリアルな恋愛を描いたラブストーリーがここに誕生。

監督は、『エリザベス』でアカデミー賞7部門にノミネートされたほか多数の映画賞を受賞したイギリス領インド帝国ラホール出身のシェカール・カプール。脚本を読み、「非常に優れ、非常に面白いと思った。今までの映画では観たことがないようなコミットメントや恋に落ちるというテーマを取り上げている」と、アジア文化がこのような形で描かれていることが新鮮であったことを明かした。

画像: 「多すぎる選択肢は、選択肢がないのと同じ」“今”を生きる女性のリアル恋愛映画『きっと、それは愛じゃない』見どころを監督が語る

本作の製作過程で重視したことは、見合い結婚や支援結婚をわかりやすい形で見せることだったよう。風刺をしたり、異質なものとして描いたり、レベルが低いものとするのではなく、世界中の何百組ものカップルにとっては、ごく日常的で正常なものだという事実を伝えることであった。

そして主人公のゾーイは、交際相手と親密な関係を築くことを恐れてマッチングアプリにはまっている一方で本物の関係も求めている。「多すぎる選択肢は、むしろ選択肢がないのと同じという考えがある。そんな二極化に悩む人たちの内面を見つめる映画は少ないですよね」とキャラクターの恋愛観を交えつつ、まさしく本作が愛に迷える時代に必見のラブストーリーであることを熱く語った。

映画『きっと、それは愛じゃない』は、12月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。

『きっと、それは愛じゃない』
12月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
配給:キノフィルムズ
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