現在全国大ヒット公開中の『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(東映配給)。本作で京都市長役を演じている川崎麻世が2024年1月5日、滋賀県のボートレースびわこにてスペシャルトークショーを行った。

琵琶湖の想い出から映画の裏話、役作りまで内容盛りだくさん!

 大ヒット公開中の『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』とコラボレーションを組むボートレースびわこでは、「新春滋賀県知事杯~琵琶湖より愛をこめて~杯」を2024年1月8日(月)まで実施中。これを記念して同作品に京都市長役で出演している川﨑麻世がボートレースびわこに来場してスペシャル・トークショーを開催した。

MCの芸人くわがた心の呼び出しでステージに姿を現わした川﨑麻世。まずは琵琶湖への思い入れを語ってもらうことに。

『僕は京都で生まれ、大阪の枚方で育ったんですが、子供の頃、水泳大会とかで琵琶湖までバスツアーで来ていたんですよね。近江舞子とかで大会が行われていて、海には行かずに琵琶湖で泳いでいた覚えがあります。CMで有名だったホテル紅葉(びわ湖温泉)のジャングル風呂だとか、子供時代の思い出の地でもあります。なのでこうして琵琶湖を目の前にすると、懐かしいという感じです。僕は海よりも琵琶湖の方が好きかもしれない。映画の撮影中に‟琵琶湖周航の歌”を初めて知ったんですよ。滋賀の人でも知らない人もいるのでは?あと、「とび太くん」ですね。タクシーで京都から滋賀に来た時に、本当にとび太がいる! って思いました!』

画像1: 琵琶湖の想い出から映画の裏話、役作りまで内容盛りだくさん!

 琵琶湖の話だけでも尽きない川﨑だが、滋賀県で行ってみたいところを尋ねられると、

『子供の頃、比叡山延暦寺に行ったんですが、大人になってからはなかなか行く機会がないので行ってみたいです。食の方で気になるのはやはり『鮒ずし』でしょうね。最初無理だったけど、慣れるとやめられない(笑)。大阪で舞台をやっていた時に差し入れでいただいたんですが、最初腐っているんじゃないかと思ったんですが、食べてみろと言われて口にしたら美味しかった。ヘンだけどまた食べたくなる感じ。ワインが横に置いてあったら高級チーズと間違われるんじゃないかと思います(笑)」

と語る川﨑の横に、いつの間にか透明の瓶が。その中には「鮒ずし」の匂いが閉じ込められているということで、MCからふたを開けて匂いを嗅いでみたくださいのリクエストが。ためらうことなくふたを開け、最初だけ臭いという表情を見せたものの、その後は慣れてきたようで、MCにも嗅がせて『臭い!』と言わせて『ブルーチーズみたいでしょ』とご満悦。

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さて映画の話に戻って、完成作品を見たときの感想を聞かれた川崎は、

『最初にいただいた脚本を読んだ時のものと完成した映画がだいぶ印象が違ったんです。完成度の良さにびっくりでした。共演の方々とは実は一度も顔を合わせていなかった方も多くて、初日舞台あいさつで初めましてという人もいたんです(笑)。仲のいいGACKTも撮影中は一回も顔合わせがなかったんです。撮影前に一度皆揃って(脚)本読みをするんですが、その時もコロナだったせいでリモート参加の方も多く、片岡愛之助さんはお仕事で大阪から、杏さんはフランスからでした(笑)』

と意外なエピソードを披露。では実際に共演した片岡愛之助と藤原紀香夫妻についての裏話聞かれると、

『僕に京都市長役が回ってきたのはなぜか監督に聞いてみたのも初日舞台挨拶の時だったんですが、僕が京都出身ということが意外だったからというお答えでした。そして大阪市長役を愛之助さん、神戸市長役を紀香さんが演じているんですが、紀香さんと僕がラブシーンを演じるところがあり、それを愛之助さんの目の前でやるんですよ。お二人ともフレンドリーな方で、お食事に誘ったんですが、快く受けていただいて街の中華屋さんで餃子を食べて「臭い仲」になり(笑)、愛之助さんとは4件はしごすることになりました。紀香さんとのキスシーンと言われても、その時は紀香さんの美しさを引き立てるように、手に持った扇子の使い方のことばかり考えていて、唇の感触のことなんて記憶にないんですよ!(笑)』

画像3: 琵琶湖の想い出から映画の裏話、役作りまで内容盛りだくさん!

とホットなシーンを照れ隠し?するようにも見えた。このほかにも京都市長の人格を表わすための衣装、自分自身で考案したメイクのことや、京都風の語尾の使い方を実際に披露するなど大盛り上がりのステージとなり、あっという間に終了の時間に。最後に観客に向けて、

『新年早々、大変なニュースが続いており、暗い面もありますが、まだ新たな年も始まったところなので、「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」をまだご覧になっていない方にはぜひ一度楽しんでいただきたいですし、すでに見たという方ももう一度僕の話を思い出して見ていただくと、ますます楽しめるのではないかと思います』と大ヒット作の楽しさをアピールしてくれた。

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