台湾映画『青春の反抗』(原題:青春並不溫柔)が、2024年3月8日(金)よりシネマート新宿他にて全国順次公開されることが決定した。

世界最⾧の戒厳令が敷かれた台湾。1947年、中国国民党の支配下の台湾で、汚職が蔓延する政府への不満から、大規模な反政府暴動である二・二八事件が発生する。共産党との中国大陸での内戦に敗れ、台湾に拠点を移した国民党は、この事件以降政治基盤強化のため戒厳令を敷き、1987年に解除されるまで40年にわたって市民への恐怖政治を行う。

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【公式予告編】『青春の反抗』2024年3月8日(金)より全国公開

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主演を務めるのはNetflixのドラマシリーズ「返校」(20)で主役を演じ、その演技力が評価されている新人女優リー・リンウェイ。そして、ダブル主演を務める期待の新人イェ・シャオフェイは本作で初めて映画の主演を務め、第25 回台北映画祭の最優秀新人賞を獲得した。

メガホンを取ったのは、第53回金鐘奨にて最優秀テレビ映画賞などを受賞した「Where The Sun Don't Shine(英題)」、Netfilxシリーズ「返校」で監督を務めたスー・イーシュエン。本作は、第36 回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門に選出された。

【STORY】
大学の黙従文化に不満を募らせた芸術学科生のチーウェイ(リー・リンウェイ)は、表現の自由のためにストライキに参加する。そして、学生運動のリーダーであるクァン(ロイ・チャン)の恋人、チン(イェ・シャオフェイ)に徐々に惹かれていく。白熱する抗議行動は、内に秘めた個々の欲望も燃え上がらせ、チーウェイとチンの熱も高まっていく。しかし、クァンもまた、チーウェイに興味を示すようになっていき、3人の関係は複雑に絡まっていく。愛すれば愛するほど、傷つき、心にダメージを負う。やがてチーウェイは、創作の自由と同じように、内なる欲望と自身の感情は制約を受けるものではないと気づく。若者たちは自由のため、自分のために闘い続ける―。

【CAST・STAFF】
プロデューサー:リン・シーケン 監督・脚本:スー・イーシュエン
出演:リー・リンウェイ イェ・シャオフェイ ロイ・チャン
撮影:チェン・チーウェン
2023 年/台湾/カラー/スタンダード/5.1ch/114 分/中国語/原題:青春並不溫
柔/日本語字幕:樋口裕子/字幕協力: 東京国際映画祭/配給:ライツキューブ
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