2024年3月10日(現地時間)にロサンゼルスで行われる「第96回アカデミー賞」の最終ノミネーションが1月23日、発表された。

最多候補は13部門の『オッペンハイマー』

今回日本から長編アニメーション映画賞に『君たちはどう生きるか』、視覚効果賞に『ゴジラ-1.0』、国際長編映画賞に『PERFECT DAYS』の3作が候補に残る快挙を果たした。さらに『マエストロ:その音楽と愛と』のメイクアップ&へアスタイリング賞部門で日本人アーティストのカズ・ヒロ(辻一弘)が候補になっている。
また話題作『オッペンハイマー』が作品、監督など13部門で最多ノミネートとなり、続いて『哀れなるものたち』が11部門、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10部門と続いている。
ノミネーションリストは以下の通り。

画像: 『ゴジラ-1.0』©2023 TOHO CO., LTD.

『ゴジラ-1.0』©2023 TOHO CO., LTD.

画像: 『PERFECT DAYS』© 2023 MASTER MIND Ltd.

『PERFECT DAYS』© 2023 MASTER MIND Ltd.

●作品賞
『哀れなるものたち』
『バービー』
『オッペンハイマー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『パスト ライブス/再会』
『落下の解剖学』
『The Holdovers』
『American Fiction』
『関心領域』

●監督賞
クリストファー・ノーラン(『オッペンハイマー』)
マーティン・スコセッシ(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)
ヨルゴス・ランティモス(『哀れなるものたち』)
ジョナサン・グレイザー(『関心領域』)
ジュスティーヌ・トリエ(『落下の解剖学』)

●主演女優賞
リリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)
エマ・ストーン(『哀れなるものたち』)
キャリー・マリガン(『マエストロ:その音楽と愛と』)
ザンドラ・ヒュラー(『落下の解剖学』)
アネット・ベニング(『ナイアド~その決意は海を越える~』)

●主演男優賞
キリアン・マーフィ―(『オッペンハイマー』)
ポール・ジアマッティ(『The Holdovers』)
ブラッドリー・クーパー(『マエストロ:その音楽と愛と』)
ジェフリー・ライト(『American Fiction』)
コールマン・ドミンゴ(『Rustin』)

●助演女優賞
エミリー・ブラント(『オッペンハイマー』)
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)
ダニエル・ブルックス(『カラーパープル』)
ジョディ・フォスター(『ナイアド~その決意は海を越える~』)
アメリカ・フェレ―ラ(『バービー』)

●助演男優賞
ロバート・ダウニー・Jr.(『オッペンハイマー』)
ライアン・ゴズリング(『バービー』)
ロバート・デ・ニーロ(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)
マーク・ラファロ(『哀れなるものたち』)
スターリング・K・ブラウン(『American Fiction』)

画像: 『オッペンハイマー』(c)Universal Pictures. All Rights Reserved.

『オッペンハイマー』(c)Universal Pictures. All Rights Reserved.

●脚色賞
『オッペンハイマー』
『バービー』
『哀れなるものたち』
『American Fiction』
『関心領域』

●脚本賞
『パスト ライブス/再会』
『落下の解剖学』
『The Holdovers』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『May December』

●撮影賞
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『El Conde』

●衣装デザイン賞
『バービー』
『哀れなるものたち』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』
『オッペンハイマー』

●編集賞
『オッペンハイマー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『哀れなるものたち』
『落下の解剖学』
『The Holdovers』

●メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『哀れなるものたち』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『Golda』
『雪山の絆』

●美術賞
『バービー』
『哀れなるものたち』
『オッペンハイマー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』

●オリジナル作曲賞
『オッペンハイマー』
『キラース・オブ・ザ・フラワームーン』
『哀れなるものたち』
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
『American Fiction』

●オリジナル歌曲賞
What Was I Made for ? (『バービー』)
I’m Just Ken (『バービー』)
The Fire Inside (『Flamin’Hot』)
It Never Went Away (『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』)
Wahzhazhe(A Song for My People) (『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)

●音響賞
『マエストロ:その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『関心領域』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』
『ザ・クリエイター/創造者』

●視覚効果賞
『ゴジラ-1.0』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3』
『ザ・クリエイター/創造者』
『ナポレオン』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』

画像: 『哀れなるものたち』©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『哀れなるものたち』©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

●長編アニメーション映画賞
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『ニモーナ』
『Robot Dreams』

●長編ドキュメンタリー映画賞
『実録 マリウポリの20日間』
『Four Daughters』
『The Eternal Memory』
『Bobi Wine : The People’s President』
『To Kill a Tiger』

●国際長編映画賞
『関心領域』
『雪山の絆』
『PERFECT DAYS』
『The Teachers’ Lounge』
『Io Capitano』

●短編アニメーション映画賞
『Letter to a Pig』
『WAR IS OVER! Inspired by the Music of John & Yoko』
『Ninety-Five Senses』
『One Uniform』
『Pachyderme』

●短編ドキュメンタリー映画賞
『The ABCs of Book Banning』
『The Last Repair Shop』
『The Barber of Little Rock』
『Island in Between』
『Nǎi Nai and Wài Pó』

●短編映画賞
『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』
『The After』 
『Red, White and Blue』
『Invincible』
『Knight of Fortune』

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