映画『マエストロ:その音楽と愛と』のオリジナル・サウンドトラックがドイツ・グラモフォンより2023年12月1日にリリースされる。これに先駆け10月27日より主演のブラッドリー・クーパー指揮による「マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》から第5楽章:Finale. In Tempo des Scherzos」の先行配信がスタート。

主演ブラッドリー・クーパー指揮「マーラー:交響曲第2番」先行配信スタート。

映画『マエストロ:その音楽と愛と』は、指揮者、作曲家、ピアニスト、教育者、司会者とマルチなタレントを発揮した天才音楽家レナード・バーンスタインと、妻フェリシア・モンテアレグレとの波乱に満ちた結婚生活を中心に描いた作品。レナード・バーンスタイン役を演じるのは俳優ブラッドリー・クーパー。2018年に映画『アリー/スター誕生』で華々しい監督デビューを果たしたクーパーは、今作の監督、共同脚本も務めたほか、マーティン・スコセッシ、スティーブン・スピルバーグと共にプロデューサーとしても制作に携わっている。

画像: Maestro | Official Trailer | Netflix www.youtube.com

Maestro | Official Trailer | Netflix

www.youtube.com

クーパー自らの選曲によるオリジナル・サウンドトラックの演奏は、注目の若手指揮者、ヤニック・ネゼ=セガン率いるロンドン交響楽団が担当。バレエ《ファンシー・フリー》をはじめとする初期の作品から、《ウエスト・サイド・ストーリー》のような誰もが知っている作品まで、バーンスタインの生涯を語る上でかかせないレパートリーを網羅している。また、映画内でクーパーがタクトを振った「マーラー:交響曲第2番」や「ベートーヴェン:交響曲第8番」、そして、バーンスタインの指揮によるニューヨーク・フィル、ウィーン・フィルによる貴重な録音も収録されている。

音楽家、そして人間としてのバーンスタインの姿を忠実に描くため、クーパーは指揮者のヤニック・ネゼ=セガン、マイケル・ティルソン・トーマス、グスターボ・ドゥダメルから指揮を学んだという。映画についてクーパーは「子供の頃、我が家ではたくさんのオペラやクラシックのアルバムが流れていました。8歳の私は幼いなりの渾身の力で、架空のオーケストラを何時間も指揮していました。特にレナード・バーンスタインのひとつの録音は何度も繰り返していました。つまり映画『マエストロ』を作るための種火は、このプロジェクトに出会う何年も前から私の中でついていたのです」とコメントしている。

Netflix映画『マエストロ:その音楽と愛と』は2023年12月20日(水)より独占配信、12月一部劇場で公開となる予定。

▽商品情報
ヤニック・ネゼ=セガン『マエストロ:その音楽と愛と(オリジナル・サウンドトラック)』
2023 年 12月 1日 (金)発売 SHM-CD
UCCH-1064 定価¥2,750 (本体 ¥2,500 税率 10%)

▽収録曲
1.バーンスタイン:映画《波止場》からの交響組曲 / シューマン: 劇音楽《マンフレッド》 作品115から序曲/バーンスタイン:バレエ《ファンシー・フリー》から「バリエーション1(ギャロップ)」
ヴィクトリア・ルッジェーロ(ピアノ)
2.バーンスタイン:ミュージカル《オン・ザ・タウン》より「ロンリー・タウン」(パ・ド・ドゥ)
3.バーンスタイン:ミュージカル《オン・ザ・タウン》より「キャリード・アウェイ」(我を忘れて)/フリードリヒ・ホレンダー:ユーヴ・ガット・ザット・ルック
ニック・ブレーミレ(ヴォーカル)
マロリー・ポートノイ(ヴォーカル)
ケイト・イーストマン(ヴォーカル)
4.バーンスタイン:歌劇 《タヒチ島の騒動》より間奏曲
アントニア・バトラー(ヴォーカル)
マイケル・クラーク(ヴォーカル)
マーク・ブラウン(ヴォーカル)
5.バーンスタイン:ミュージカル《キャンディード》から「パリのワルツ」
6.バーンスタイン:バレエ《ファクシミリ》からMolto Adagio
7.バーンスタイン:バレエ《ファンシー・フリー》から「3人の水夫の登場」*/バレエ《ファンシー・フリー》から「バリエーション3(ダンソン)」/ミュージカル《オン・ザ・タウン》より「ニューヨーク、ニューヨーク」
ニューヨーク・フィルハーモニック*
レナード・バーンスタイン指揮*
トニー・ヤズベック(ヴォーカル)
クライド・アルヴズ(ヴォーカル)
ジェイ・アームストロング=ジョンソン(ヴォーカル)
ルース・メンス(ピアノ)
ディッキー・タルラッハ(ドラム)
ティシー・ティアーズ(ベースギター)
8.バーンスタイン:《4つの記念日》から「第10番:フェリシア・モンテアレグレのために」/インタビュー/《ソングフェスト》から「第4曲:きみの言葉に答えよう」
9.アームストロング:セントルイス・ブルース(コンチェルト・グロッソ)/マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調から第3楽章:Adagietto
ルイス・アームストロング・クインテット
レヴィソン・スタジアム交響楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
レナード・バーンスタイン指揮
10.バーンスタイン:ミュージカル《キャンディード》から 「草花や野菜を育てよう」
ブラッドリー・クーパー(語り手&指揮)
フィラデルフィア交響合唱団
アレックス・ラカモア(ピアノ)
11.バーンスタイン:ミュージカル《ウェスト・サイド・ストーリー》から「プロローグ」
12.バーンスタイン:《ミサ曲》から「XVII 平和:聖餐式(シークレット・ソング)」
マラカイ・バヨー&アン・ド=ルネ(ソプラノ)
フィリップ=ジョン・シェフィールド(テノール)
サミュエル・オラデインデ(バリトン)
ロンドン交響合唱団
13.ウォルトン:《ファサード》第1組曲から「第21曲:ベルゼブブ卿」
キャリー・マリガン&ザカリー・ブース(語り手)
14.マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》から第5楽章:Finale. In Tempo des Scherzos
ロサ・フェオーラ(ソプラノ)
イザベル・レナード(メゾ・ソプラノ)
ロンドン交響合唱団
ブラッドリー・クーパー指揮
15.バーンスタイン:交響曲 第2番《不安の時代》から「第1楽章:プロローグ」
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン指揮
16.チェイス:クラッピング・ソング
シャーリー・エリス(ヴォーカル)
17.バーンスタイン:歌劇《静かな場所》から「ポストリュード」
18.ベートーヴェン:交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
ブラッドリー・クーパー(語り手&指揮)
ザ・オーケストラ・ナウ
ヤニック・ネゼ=セガン指揮
19.バーンスタイン:《チチェスター詩篇》から「第23篇」
マラカイ・バヨー(ソプラノ)
ロンドン交響合唱団
20.ミュージカル《キャンディード》から序曲
21.バーンスタイン:交響曲 第3番 《カディッシュ》から第2楽章:ディン・トーラ
アン・ド=ルネ(ソプラノ)
ロンドン交響楽団
ヤニック・ネゼ=セガン指揮 [Tr. 1-8, 10-12, 14, 17,19-21]
録音:2023年4月、ロンドン(1-8, 11-13, 17, 19-21)、1956年(9)、1950年(15)、アメリカ、2022年11月、ニューヨーク(10)、2022年10月、イギリス(14)、2022年5月、タングルウッド(18)

This article is a sponsored article by
''.