リュック・ベッソン監督の最新バイオレンス・アクション映画『DOGMAN』(原題)が『DOGMAN ドッグマン』の邦題にて3月8日(金)より全国公開される。今回は同作の公開に先駆けて、ベッソン監督の代表作を振り返りながら、それらの代表作さらには『DOGMAN ドッグマン』のオープニングを繋ぎ合わせた特別映像をご紹介!

最新作『DOGMAN ドッグマン』は原点回帰したバイオレンス・アクション!

『DOGMAN ドッグマン』は、『レオン』のリュック・ベッソンが実際の事件に着想を得て脚本・監督を務め、2023年のヨーロピアン・フィルム・マーケットでお披露目されるや、完成度の高さから世界中のバイヤーに大きな衝撃を与え、同年、第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門での上映では「リュック・ベッソン監督、完全復活!」「ベッソンの最高傑作!」と大絶賛の嵐を巻き起こしたバイオレンス・アクション。

『グラン・ブルー』(88)、『ニキータ』(90)を経て、ハリウッド進出作『レオン』(94)や『フィフス・エレメント』(97)が世界中で大ヒットするなど数々の名作を生み出し、『TAXi』シリーズ、『トランスポーター』シリーズなどではプロデューサーを務めるなど、映画ファンから絶大な信頼を誇るリュック・ベッソン。本作は監督の原点回帰ともいえる、ダークでエッジの利いたエンタテインメント作品となっている。

画像: リュック・ベッソン監督

リュック・ベッソン監督

主演は『アンチヴァイラル』(12)で初主演を果たし、Indie Wire誌「2012年のベストパフォーマー」の一人に選出され、2018年には『ゲット・アウト』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』『スリー・ビルボード』と出演した3作品がアカデミー賞ノミネートの快挙を成し遂げた注目の若手演技派、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

画像: ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

本作でも圧倒的な演技力で“ドッグマン”を演じ切った。音楽にはベッソンの長編映画デビュー作『最後の闘い』(83)以降、ほとんどの作品を手掛けている盟友エリック・セラ。美術は『ジャンヌ・ダルク』(99)以降、数多くの作品でタッグを組んでいるユーグ・ティサンディエが務める。

リュック・ベッソン監督の代表的フィルモグラフィーを振り返り!

『DOGMAN ドッグマン』の脚本/監督であるリュック・ベッソンは監督作だけでも、1983年の長編デビュー作『最後の戦い』以降20作品以上を手掛け、プロデュース、原案なども含めると70本以上の作品に携わっている。そこで今回は、『DOGMAN ドッグマン』を見る前に押さえておくと更に新ダークヒーローの奥深さを堪能できる、ベッソン監督の代表作を紹介。

『グラン・ブルー』(1988)

素潜りでその深さを競うフリーダイビングの世界記録に挑む2人のダイバーが主人公。海に魅了された男の友情とライバル関係が描かれる。ベッソンの両親は共にスキューバダイビングのインストラクターであり、自身も潜水事故でできなくなるまでダイバーだった。二度と潜れなくなった際にジャ
ック・マイヨールの映像を見て、海に関する映画を作る決意をしたそうだ。日本では1988年公開の後、1992年に『完全版』、2010年にも『グラン・ブルー 完全版 ―デジタル・レストア・バージョン』と3度にわたり上映された人気作。

『ニキータ』(1990)

アンヌ・パリロー(監督の当時のパートナー)主演。麻薬中毒の少女ニキータが政府の秘密組織ディヴィジョンの暗殺者にされる。特訓の末プロとなったニキータは恋に落ち、裏社会で生きるか、真っ当な人生を歩むか迫られる。監督はインタビューで「自分の作品は『ニキータ』以前と『ニキータ』以後で分けられる」と語ったほど、キャリアにおいて重要な作品だ。この作品のヒットにより、ハリウッド進出を果たし『レオン』を生み出すに至る。1993年には『アサシン』のタイトルでハリウッドリメイクされ、1997年と2010年の2度、その設定を引き継いだドラマ版も作成されている。

『レオン』(1994)

家族を殺されたマチルダ(ナタリー・ポートマン)が隣に住む殺し屋レオン(ジャン・レノ)に助けを求める。弟を殺された復讐を果たすため、レオンに殺しの技術を教わる同居生活を始めるのだった。レオンは『ニキータ』でジャン・レノが演じた役からキャラクターを継承していると、監督が明言している。ナタリー・ポートマンのデビュー作であり、ジャン・レノとナタリー・ポートマンが世界的にブレイクするきっかけとなった作品。日本での人気はいまだ衰えず、昨年の『レオン 完全版』リバイバル上映も話題となった。

『フィフス・エレメント』(1997)

23世紀、地球に巨大エネルギー体が接近。同じころ、タクシー運転手コーベン・ダラス(ブルース・ウィリス)と謎の美少女リー・ルー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が偶然出会い、地球の存亡をかけた冒険が始まる。脚本は監督が16歳の時に考え始めたものがベースとなっている。映画化の話が進んでいた際に、資金面で実現不可能であるとされたが、監督はその資金を調達するために『レオン』の脚本を2日間で完成させたそうだ。すべての作中衣装をジャン=ポール・ゴルチエが手掛けたことでも有名な作品。

代表作+『DOGMAN ドッグマン』の
オープニングタイトル登場シーンを繋げた特別映像が公開!

今回、『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』『フィフス・エレメント』そして最新作『DOGMAN ドッグマン』のオープニングタイトル登場シーンを繋げた特別映像が到着。リュック・ベッソンがこれまで歩んできた道程は最新作に繋がっていた!?とも感じられる、期待感を煽る映像となっている。

画像: 『DOGMAN ドッグマン』公開記念!リュック・ベッソン監督代表作オープニング映像集 youtu.be

『DOGMAN ドッグマン』公開記念!リュック・ベッソン監督代表作オープニング映像集

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『DOGMAN ドッグマン』
3月8日(金)新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス
© Photo: Shanna Besson - 2023 - LBP - EuropaCorp - TF1 Films Production – All Rights Reserved.

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