自由奔放なミソに圧倒されながらも目で追ってしまうジヌ
ミソ(キム・ダミ)とハウン(チョン・ソニ)は、小学生からの大親友。絵を描くのが好きな2人は、性格も価値観も育ってきた環境も違うが、大切な存在だった。しかし、ジヌとの出会いが二人の運命を大きく変えていく。想い合いながらもすれ違い、疎遠になっていた16年目のある日、ハウンはミソに“ある秘密”を残して忽然と姿を消してしまう。思いもよらない壮絶な半生が紐解かれるとき、涙なしでは観られない“2人だけの秘密”が明らかになる―。
この度公開されたのは、親友のために奔走するミソ(キム・ダミ)と、戸惑いつつも彼女を目で追うジヌ(ピョン・ウソク)の“初めての出会い”を切り取った本編映像。
授業を終え下校中のジヌ。そこにスクーターで現れたミソが、「恋人は?付き合ったことある?」と初対面にも関わらず突拍子もない質問を投げかける姿が映し出される。突然見知らぬ人に話しかけられ、当然困った様子を見せるジヌ。
しかし、構わずミソはジヌに淡い恋心を抱く親友ハウン(チョン・ソニ)のためを想い、「今週末の集まりにあなたを好きな人(ハウン)が行く。(もしあなたも)好きなら曖昧な態度で傷つけないでね」と一方的に告げ釘を刺す。
その言葉に訳もわからず「その人って、もしかして君?」と誤解しそうになるジヌだったが、「ありえない」と鼻で笑い、名前を聞かれても本名を隠し何故か伝説のロックスター“ジャニス・ジョプリン”の名を告げ、颯爽と帰っていくミソ。そんな自由奔放すぎる彼女の言動に圧倒されながらも、思わず彼女の姿が見えなくなるまで目で追ってしまうジヌの姿が映し出されている。
ジヌを演じたウソクは本シーンについて「(ミソは)ジヌが人生で初めて出会った人間像だったので、好奇心を抱いたのだと思います」と解釈。彼の視線や表情に注目すると何か“別の感情”が生まれているようにも見えてくる。
本作でお互いの人生を大きく左右させる存在となる両者。ウソクは、ダミとの共演について「ミソのキャラクター自体が、内に閉じこもらず自由奔放なキャラクターなので、現場でもダミさんが本当に自由に演じていたのを覚えています」と等身大なキャラクターを演じた、彼女の現場での姿を振り返る。
そして「基本的にはミソの感情に沿いつつも、監督ともしっかり話し合って(演技をして)いる。そういうダミさんの姿がとても新鮮でした。いろいろ掴みながらも枠にとらわれない姿に、とても学ぶことが多いと思いました。」とダミへのリスペクトと賛辞を語った。
この出会いをきっかけに、ミソとジヌ、そしてハウンを含めた3人はどういった関係性となり、各々の人生はどのように変化していくのか。ぜひ映画館で確かめてみてほしい。
『ソウルメイト』
2月23日(金・祝) 新宿ピカデリーほか全国公開
配給:クロックワークス
© 2023 CLIMAX STUDIO, INC & STUDIO&NEW. ALL RIGHTS RESERVED.