第96回アカデミー賞にて作品賞ほか最多7部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』が3月29日(金)より全国公開中。この日本公開を記念して、IMAX®特別映像が解禁。また、4月6日(土)に映画監督の原田眞人、森達也を迎えてのトークイベントの開催が決定した。

スタッフ&キャストがIMAX撮影について語る特別映像

本作は、第二次世界大戦下に世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話に基づき描くクリストファー・ノーラン監督最新作。第96回アカデミー賞®では作品賞・監督賞のほか、キリアン・マーフィーが主演男優賞、ロバート・ダウニーJr.が助演男優賞に輝くなど最多7部門で受賞を果たしている。

3月29日より全国343館403スクリーンで日本公開され、初日3日間で231,015名を動員、興行収入379,270,620円(※3/25の先行プレミア含む累計は231,763名、381,155,360円)を達成、日本国内における2024年公開の洋画第1位となるスタートを記録。また、クリストファー・ノーラン監督作品史上、IMAX®は週末最高の数字となっている。

今回、自身初のアカデミー賞監督賞を受賞、英国王室から名誉あるナイトの爵位を授与されることが発表されたクリストファー・ノーラン監督、同撮影賞のホイテ・ヴァン・ホイテマ、同主演男優賞のキリアン・マーフィー、同助演男優賞のロバート・ダウニー・Jr.らが登場する特別映像“Shooting For IMAX®”が解禁された。

映像は、国家的プロジェクト「マンハッタン計画」を率いたオッペンハイマーが「人々は恐れない、理解するまでは。世界は理解しない、それを使うまでは」と、独白する場面で幕を開ける。

画像: クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』IMAX®特別映像【大ヒット上映中】 www.youtube.com

クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』IMAX®特別映像【大ヒット上映中】

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クリストファー・ノーラン監督は「オッペンハイマーの物語は 壮大だ。本作を見た人々がそれを追体験し、より感情移入できるようIMAX®で撮影した」とコメント。撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマは、「IMAX®は雄大な景色を撮るのに適した規格だが、アップショットにも使ってみたかった。人の顔は風景のように 入り組んでいて奥深い。どうしたらIMAX®カメラで人物のアップを 撮れるか考えた」と語り、オッペンハイマーの複雑な心中を表現するキリアン・マーフィーの撮影シーンが紹介される。

クリストファー・ノーラン監督による脚本をもとに、主人公オッペンハイマーの主観パートをカラーで撮影、ロバート・ダウニーJr. が演じるルイス・ストローズを軸とした場面はモノクロで描いている本作。

製作総指揮のトーマス・ヘイスリップ は、2つの視点で描く試みについて「クリス(クリストファー)は毎回限界に挑んでいる。この作品の鍵はカラーとモノクロの併用だ」とその重要性を語る。また、「マンハッタン計画」の最高責任者レズリー・グローヴス役のマット・デイモンは「クリスは普通じゃ満足できない。IMAX®長編映画の先駆者であり、常に最先端を行く人だ」とノーラン監督をイノベーターだと指摘する。

「白黒の65ミリ規格なんて存在しないから技術を駆使して作るしかない」と決めたホイテマは、IMAX®カメラに適した本作専用のモノクロ・フィルムを開発したと振り返り、「巨大スクリーンに映したら魔法のような映像が広がった」とノーラン監督が続ける。

そして、オッペンハイマーとの対立を深めていく米原子力委員会の委員長、海軍少将のルイス・ストローズを演じたロバート・ダウニーJr.が登場、「47年型のパッカードの後部座席に座ってIMAX®(カメラ)をひざにのせ走行シーンを撮った。映画撮影の原点を思い出したよ。レンズが迫ってくると身が引き締まるんだ」と、狭い車内での撮影は俳優の原点に立ち返る体験だったと述懐する。

ノーラン監督、スタッフ、キャストが力を合わせて完成した『オッペンハイマー』について、製作のエマ・トーマスは「IMAX®映画は初めてじゃない。でもこの作品は別格よ。大画面で見ると迫力と臨場感がすごい」と断言。

オッペンハイマーのかつての恋人ジーン・タトロックを演じたフローレンス・ピューは、「人間味を感じられるし物語に引き込まれる」、妻キティ役のエミリー・ブラントが「神話のように重厚、劇場で見たら記憶に残る体験になる」と続け、主演のキリアン・マーフィーは「劇場で見る観客の没入感を最大限に高めるためにIMAX®で撮影している」と語る。

映像は、「巨大スクリーンで見るとクオリティの高さがさらに際立つ」という撮影監督の言葉に続き、ノーラン監督の「15パーフォレーションの 70ミリフィルムは最高画質だ。観客は物語に入り込める。巨大IMAX®スクリーンで歴史的瞬間を体感してほしい」というメッセージで結ばれている。

原田眞人、森達也登壇のスペシャルイベントの開催も決定

『オッペンハイマー』日本公開を受けて、4月6日(土)、13:00の回上映後に丸ノ内ピカデリー Dolby Cinema®にてトークイベントの開催が決定。スペシャルゲストとして「ノーランの緻密な映画力学に圧倒される」と語る『日本のいちばん長い日』(15)の原田眞人監督、「間違いなくノーランの最高傑作だ」とコメントを寄せている『福田村事件』(23)の森達也が登壇する。

『オッペンハイマー』公開記念トークイベント

■日時:4月6日(土)  13:00の回 上映終了後
■会場:丸ノ内ピカデリー Dolby Cinema®
■登壇者:原田眞人監督、森達也監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がございますので予めご了承ください。

【チケット販売】
■SMT Members会員 :4月3日(水)17:00~ (PC・スマートフォン)
■SMT Members非会員:4月3日(水)21:00~ (PC・スマートフォン)
■劇場窓口:4月4日(木)劇場オープン時~
※詳細は映画公式サイト oppenheimermovie.jp へ

『オッペンハイマー』
全国公開中
配給:ビターズ・エンド  ユニバーサル映画
© Universal Pictures. All Rights Reserved. 

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