2015年に公開されるやいなや、そのリアルで圧巻のノンストップ・カーアクションが世界中を席巻し、映画史を変えた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。伝説の創始者であるジョージ・ミラー監督が世界に放つ、伝説のサーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』<5月31日(金)全国公開>に向けて、今回は同作の重要キャラクターたちの活躍を振り返ってみよう。

◆寡黙ながらも頼れる男!
マックス(トム・ハーディ)

画像: ◆寡黙ながらも頼れる男! マックス(トム・ハーディ)

愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官。過酷な環境でも独りで生き延びるだけのスキルを備えた戦士として放浪している。暴君イモータン・ジョーの軍団に捕われるも、フュリオサたちと出会い、やがて自由への逃走を開始するように。寡黙な性格ながら、いざというときには確かな行動力と戦闘力で仲間たちを牽引する頼れる男。

演じるのは、近年は「ヴェノム」シリーズでも人気の演技派俳優トム・ハーディ。「これはすばらしい題材であり、この役を演じるのは大きな名誉だよ」と語り、主人公マックスを演じられることに喜びを見せていたハーディ。『怒りのデス・ロード』の世界観については「この世界では、すべてに何らかの犠牲を伴う。それが、ジョージ・ミラーが描く荒野全体の象徴的なテーマなんだ」と鋭い分析を見せていた。

果たして前日譚となる『マッドマックス:フュリオサ』のテーマはどんなものになるのか。

◆強く美しく、そして“怒れる”大隊長!
フュリオサ(シャーリーズ・セロン)

画像: ◆強く美しく、そして“怒れる”大隊長! フュリオサ(シャーリーズ・セロン)

荒野を支配するイモータン・ジョーの右腕として、大隊長の座に就く女戦士。クールなバズカットと義手がトレードマークで、巨大な戦闘車をも華麗に操縦するエリート。実はイモータンとは因縁があり、反旗を翻す機会をうかがっていた。ついにその時を迎えると、彼の大切な“妻たち”を支配から連れ出し、共に故郷への帰還を目指し過酷な逃走を開始。イモータンへの怒りをたぎらせながら戦いに身を投じていく。道中で出会ったマックスとは、言葉少なに強固な絆を築いていくことに。

演じるのは、『アトミック・ブロンド』、「ワイルド・スピード」シリーズなどのシャーリーズ・セロン。今やフュリオサを象徴するスタイルとなった頭を剃るバズカットは、なんと彼女自らの提案によるもの。フュリオサについてセロンは「彼女は、(イモータン・)ジョーにとっていちばん大事なものを奪おうとする。なぜかというと、かつてジョーはフュリオサを母親から引き離しておいて、その後で捨てた。そのとき彼は、彼女にとっていちばん大切なものを奪ったからなのよ。これは極悪人どもには必ず報いを受けさせてやるという彼女の決意の行動であり、私は彼女のそんなところがとても気に入っているの」とその思い入れを語っていた。

そんなフュリオサの若き時を『マッドマックス:フュリオサ』ではアニャ・テイラー=ジョイが演じる。さらに、フュリオサの幼少期や母と過ごすシーンも登場するとのこと。ついに彼女が“怒れる”戦士となった背景が明らかになる?

◆恐怖と暴力とで支配する悪のカリスマ!
イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)

画像: ◆恐怖と暴力とで支配する悪のカリスマ! イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)

汚染された荒野で、水を始めとする資源を独占し、絶対的支配者として君臨する暴君。顔には馬の歯型のマスク、胴体には素肌にプレキシガラス製の防弾よろいを着用し、悪夢のような容貌をしている。狂信的な部下たちを引き連れ、大切な“所有物”である妻たちを連れ去った、裏切者のフュリオサを執拗に追い詰めていく。

演じるのは、シリーズ第1作『マッドマックス』でクレイジーな悪役トーカッターを演じたヒュー・キース=バーン。ミラー監督からの絶大な信頼により、飽くなき権力欲の持ち主である悪のカリスマ、イモータン・ジョーにキャスティングされ、今では映画ファンから熱狂的な人気を博すキャラクターに。

キース=バーン自らも「(イモータン・)ジョーは、彼を“神”として受け入れない者に対しては、生きたまま皮をむくぐらいのことをする」と語るほどの暴君であるイモータン・ジョー。彼の絶対的支配はいつから続いていたのか?そして、フュリオサとの因縁の過去とは?『マッドマックス:フュリオサ』では、そんなかつてのイモータンの姿も見どころになるはずだ。

◆イモータンに狂信するピュアなウォーボーイ!
ニュークス(ニコラス・ホルト)

画像: ◆イモータンに狂信するピュアなウォーボーイ! ニュークス(ニコラス・ホルト)

スキンヘッドに白塗りが特徴の、イモータン・ジョーに忠誠を誓う武装集団「ウォーボーイズ」の一人。環境汚染に体を蝕まれ輸血が必要なことから、マックスを“輸血袋”として車にくくりつけ、自慢のドライビング・テクを駆使して戦場へ出向いていく。目が合っただけで大歓喜するほどイモータンに狂信し、英雄的に死ぬことを誇りだと思っているが、根は純粋で若さと熱意に溢れている。最初はイモータンのためにフュリオサたちを捕まえようとするが、成り行きで逃走仲間に加わることに。

演じたのは、「X-MEN」シリーズ、『女王陛下のお気に入り』などで印象的な役どころを演じ、「スーパーマン」新作映画へも出演するニコラス・ホルト。『怒りのデス・ロード』ではハードなカーチェイスシーンの数々にも挑戦し、「自分の真下でV8の大型エンジンのうなりを感じ、真横をトラックが爆発しながら疾走していく音を聞き、人間たちがポール(棒)につかまって飛び回るのを見るなんて、もう最高だよ!」と興奮しながら語っていた。

『マッドマックス:フュリオサ』でも、ニュークスのようなウォーボーイズの姿は健在。相変わらずイモータンに狂信し大暴れする姿が見られるのか、前作を超えるようなド派手なカーアクションの数々が展開されるのか?期待は高まるばかりだ。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャラも続々登場!
『マッドマックス:フュリオサ』に向けて是非復習を!

画像1: 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャラも続々登場! 『マッドマックス:フュリオサ』に向けて是非復習を!

「マッドマックス」サーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』では、シャーリーズ・セロンの熱演で映画史に残る名キャラクターとなったフュリオサ、その壮絶な過去が描かれる。若き日の主人公フュリオサを演じるのは、世界で大ヒット中の『デューン 砂の惑星 PART2』への出演や、日本でも大ヒットを記録した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のピーチ姫の声を担当するなど、ハリウッド最旬の俳優として注目されるアニャ・テイラー=ジョイ。

フュリオサの宿敵として新たに登場するディメンタス将軍役には、「マイティ・ソー」シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワース。さらに、最新予告でも姿を見せているイモータンやその息子リクタス、イモータンの同盟者・人食い男爵など、前作にも登場した個性的すぎる面々は、若きフュリオサの物語にどのように関わってくるのか。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を復習して来るべき日に備えよう!

画像: 映画『マッドマックス:フュリオサ』日本版劇場予告 2024年5月31日(金)公開 youtu.be

映画『マッドマックス:フュリオサ』日本版劇場予告 2024年5月31日(金)公開

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『マッドマックス:フュリオサ』
2024年5月31日(金)全国公開
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5/24発売 8580円(税込)

画像2: 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャラも続々登場! 『マッドマックス:フュリオサ』に向けて是非復習を!

発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
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