押切蓮介の人気ホラー漫画「サユリ」が白石晃士監督によって『サユリ』として映画化され、今夏、公開される。この度、特報映像、ティザービジュアルのほか、キャスト情報が解禁となった。

原作者・押切蓮介が「一番好き」と語る作品を鬼才・白石晃士が映画化

累計20万部を突破し、異能・押切蓮介のホラー表現到達点と呼ばれるホラー漫画「サユリ」は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われるというストーリー。原作者の押切にとって、自身の作品の中でも「一番好き」と語るほど思い入れのある作品だ。

また、これまでに映像化された押切作品は、ゲーム×ラブコメとして大ヒットを記録した「ハイスコアガール」(現在、月刊ビッグガンガンにて続編「ハイスコアガールDASH」が連載中)のアニメ化や、トラウマ級のサスペンスとして話題を呼んだ「ミスミソウ」の実写映画化などがある。

今回の「サユリ」は、“こんな邦画ホラーがあればいいのに…”と考えながら自ら描き上げたホラー漫画ということもあり、満を持しての実写映画化に期待が高まる。

監督は、大ヒットホラー『貞子vs伽椰子』や、松坂桃李主演のサスペンススリラー『不能犯』などの白石晃士。これまでに、幽霊、呪い、オカルト、モキュメンタリーなど様々なジャンルのホラー作品を数多く手掛けてきた、まさに“ホラーを知り尽くした映画監督”である。

息つく間もなく描かれる“神木家”にまつわる恐怖

この度解禁となった特報は、本作に登場する“神木家”にまつわる恐怖が息つく間もなく描かれている。

画像: 映画『サユリ』特報 2024年夏全国公開 www.youtube.com

映画『サユリ』特報 2024年夏全国公開

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ある夜、部屋のテレビが付き画面のノイズと共にどこからか女性の笑い声が響き渡るという怪奇現象から始まる。夜中に突然目覚める父、庭を無心に掘り続ける祖父、何かを見て思わず口を押える母、そして不気味な笑顔を見せる祖母の姿など、この家の中で起こる不可解な様子が随所に現れる。その“家”に違和感を抱くのは、本作で映画初主演となる南出凌嘉が演じる主人公・則雄。何度となく描かれる、彼がこの“家”を怪しむ表情は、まさにこの映像を見ている私たちが持つ“嫌な予感”と重なる。

そして「この家には“何か”がいる」という言葉に続き、現れたのは…。扉の向こうからゆっくりと伸びてくる手、黒く長い髪の毛、そして気づけば先ほどまで聞こえていた女性の笑い声は、まるで少女の不気味な声へと変わっている。その少女の正体こそが不可解な現象の根源“サユリ”なのか?

不穏な雰囲気が漂うティザービジュアル

中央には、映画のタイトルでもあり、神木家に想像を絶する恐怖を味わわせる呪いの根源でもある“サユリ”という名前が目を引き、下部にはサユリ張本人と思わしき少女の姿が霞む。「みんな、死ねばいい。」とサユリの強い怨念を感じさせる。恐怖が覚醒した“進化系最恐ホラー”の全貌が気になるビジュアルが完成した。

映画初主演となる南出凌嘉に加えて、梶原善、きたろうらの出演も発表!

物語の主人公、神木家の長男で中学3年生の則雄役には、映画初主演となる南出凌嘉が抜擢。神木家の大黒柱である父親・昭雄役は梶原善、家族を明るく支える母親・正子役は占部房子、則雄の姉であり弟思いの長女・径子役は森田想、兄の則雄を慕う次男・俊役は猪股怜生が演じる。神木家の引っ越しをきっかけに同居することになった祖父・章造役はきたろう、認知症で家族の介護が必要な祖母・春枝役は根岸季衣が演じ、これから想像を絶する出来事が待ち受ける神木家のメンバーが揃う。そんな神木家を近くで見守るキーパーソンとして、則雄と同じ学校の同級生・住田役を務めるのは近藤華。こうして、この神木家にまつわる恐怖の物語が始まる−。

画像: 映画初主演となる南出凌嘉に加えて、梶原善、きたろうらの出演も発表!

<ストーリー>
ある日、夢の一戸建てマイホームに引っ越してきた神木家。 
家族7人の幸せな時間も束の間。 
一人ずつ死んでいく家族、どこかから聞こえる奇怪な笑い声。 
この家には“何か”がいる-

『サユリ』  
2024年夏、全国公開 
配給:ショウゲート 
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス

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