世界三⼤映画祭を中⼼に国際的な評価を次々に獲得し、世界中の映画ファンから熱い視線を浴び続けてきた監督・⿊沢清。『蛇の道』は、⿊沢監督が、98年に劇場公開された同タイトルの⾃作をフランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジ・サスペンスの完全版。
本作で主演を務める柴咲コウが、オファーを受けた時の⼾惑い、⿊沢監督そして⿊沢作品の魅⼒、フランスでの思い出、そして⻄島秀俊ら共演者とのエピソードなどを振り返った。
画像: ※最終版【5月9日(木)18時解禁】映画『蛇の道』柴咲コウ スペシャルインタビュー【2024年6月14日(金)公開】 www.youtube.com

※最終版【5月9日(木)18時解禁】映画『蛇の道』柴咲コウ スペシャルインタビュー【2024年6月14日(金)公開】

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オファーを受けた時の思い、フランス語での撮影、
そして、⿊沢清監督への思いと、共演者との関係も

娘を殺した犯⼈を突き⽌め復讐に燃える男・アルベールと、彼に協⼒する⼼療内科医の⼩夜⼦。事件には、ある財団が関わっていることを知った2⼈は“徹底的復讐“を開始する。⿊沢清監督が満を持して挑んだセルフリメイク『蛇の道』で、フランスを舞台に堂々と主演を張った柴咲コウが、オファーを受けた時の⼾惑い、⿊沢監督そして⿊沢作品の魅⼒、フランスでの思い出、そして⻄島秀俊ら共演者とのエピソードなどを振り返り、素直な気持ちを語った。

「なぜ私にお声がけしてくれたんだろう」今まで演じてきた役とはどれも違う、⼩夜⼦という役について、オファーを受けた時の素直な気持ちを振り返った柴咲。1998年に公開された、時代を超えて根強い⼈気を誇る⿊沢清の代表作『蛇の道』を観て、「性別も違うし、シチュエーションも違うし、国も違う」本作が「新しいものになるのかな」と思って臨んだという。

そんな復讐劇である本作のミステリアスな主⼈公、⼩夜⼦というキャラクターについて聞かれると「垣間⾒える本⼼、本性をどう表現したら観客が惹きつけられてくれるのか、そのキャラクターを作っていけるか」というところに、魅⼒と難しさ感じたと語っている。全編フランスで撮映された本作で、ほぼフランス語で演じたことについて「そこに挑戦できることが喜びであり、課題」として、それを合わせて「⼀つの魅⼒」だと前向きに語った柴咲は「ただそこにいるということが⼤切なのかな」とフランスに2ヶ⽉滞在し、ほとんどセリフの練習に費やしていたというエピソードも披露した。

画像: オファーを受けた時の思い、フランス語での撮影、 そして、⿊沢清監督への思いと、共演者との関係も

そして、⿊沢作品の魅⼒について聞かれると「答えのない⽣き様」が描かれていることだと語る。謙虚で「こういうものを撮りたいんだ」と強くいうタイプではない監督に対して、クランクイン前にいろいろ質問をしてしまったことを明かし、その気負いすぎた⾏動について「ちょっと浅はかだった」と反省する場⾯も。毎⽇の撮影を重ねて信頼を取り戻そうと静かな努⼒を重ねていたことを告⽩した。

画像1: 黒沢 清監督『蛇の道』主演の柴咲コウが舞台裏を語るインタビュー映像を解禁!
画像2: 黒沢 清監督『蛇の道』主演の柴咲コウが舞台裏を語るインタビュー映像を解禁!

そのほか、インタビューでは共演したダミアン・ボナールについて、フランス語のセリフの練習を快くつきあってくれたエピソードや、⻄島秀俊との⽇本語でのお芝居のバランス、また⻘⽊崇⾼とのシーンを振り返っての思いなど、撮影を振り返りながらひとつひとつ懐かしむように語る柴咲の姿が印象的で必⾒のインタビューとなっている。

美しいフランスのロケーションに息をのむと同時に、得体のしれない緊張がラストまで続く本作。<徹底的復讐>の最後に待つものは⼀体何なのか。全編フランスロケで、柴咲コウがフランス語で挑んだ、⾊褪せることのない、⼀層鮮やかに⾊濃く描かれる『蛇の道』をスクリーンで是⾮⾒届けたい。

『蛇の道』
6月14日(金)全国劇場公開

出演:柴咲コウ ダミアン・ボナール
マチュー・アマルリック グレゴワール・コラン 西島秀俊
ヴィマラ・ポンス スリマヌ・ダジ 青木崇高

監督・脚本:黒沢清

原案:『蛇の道』(1998年大映作品)

配給:KADOKAWA

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