ルカ監督が目指した“パワフルな音響体験”はどう作られたのか!
レズナーとロスは『ソーシャル・ネットワーク』、『ソウルフル・ワールド』で2度アカデミー賞を受賞し、他にも『エンパイア・オブ・ライト』、『Mank/マンク』、TVシリーズ「ウォッチメン」など数々の名曲を生み出し、革新的なサウンドで映画音楽界において注目を集めている。
『ボーンズ アンド オール』でルカ監督と製作経験もある2人は「作曲家として常にサウンドデザインと作曲の限界を押し広げようとしてる」という言葉通り、本作では革新的でパワフルなテクノベースを作り出した。
『ボーンズ アンド オール』の完成直後に、本作のオファーがあったようで、その際に映画についての説明はテキスト一文、「めちゃくちゃSEXX(・・)Y」という文章で、監督は作品を表現していたことを明かした。
また、ルカ監督は、サウンド内で2つの強力な要素があったと語る。それは、“エロティック”や“骨が砕ける音”といった表現と、楽曲が持つ鼓動とエネルギー。特に本作流れるテクノサウンドについては、レズナーが「心臓の鼓動のように高鳴り、映画を楽しく感じさせるようなテクノはどうだろうか?」と監督から提案がきっかけだったことを明かしている。
また、主演でありプロデューサーを務めたゼンデイヤは“映画をより刺激的なものにしてくれる”と、この2人が作り出したサウンドがより作品への没入感を高めていることを絶賛している。
『チャレンジャーズ』
6月7日(金)公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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