人は有名になるために、どこまで過激になってしまうのか
ポッドキャストで未解決事件の考察を配信するものの、なかなかフォロワーの増えない孤独な大学生のスージー。そんなある日、インフルエンサーとして人気を集める同級生のジェシーが突如として失踪する事件が起きる。
ポッドキャストで事件の謎に迫っていくスージーは、なんと配信中に失踪したジェシーを発見。番組は大きな反響を呼び、一躍脚光を浴びる存在になる。誰もが羨む名声を手に入れたスージーは捕まっていない犯人を追い、さらに配信を続けるが…。一体スージーはどうやって居場所を見つけたのか?!
「いいね!」やフォロワー獲得に魅入られていくインフルエンサーと、それを欲する現代社会をブラックかつコミカルに描いた『#スージー・サーチ』は、トロント国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに「インスタントな名声と称賛を求めるSNS文化を鋭く風刺している」、「独創的でサスペンスフル!」「衝撃のラスト」と大きな注目を集めた。
監督は本作が長編デビュー作となる新鋭ソフィー・カーグマン。主演に『ザ・フラッシュ』のカーシー・クレモンズ、共演に『ヘレディタリー/継承』のアレックス・ウルフを迎え、現代的なテーマをポップな色彩で映し出す。
一筋縄ではいかないツイストの効いた展開に期待が膨らむ
この度、解禁となった予告編では、独自の調査をもとに様々な未解決事件を考察してきたポッドキャスター、スージーの自己紹介から始まる。写真や指紋、関連記事をもとに相関図を作り…と意気込みとは裏腹に、全く話題にならない自分の番組「スージー・サーチ」にため息をつく様子が切り取られている。
そんな時、インターン先の保安官事務所で同級生の人気インフルエンサー・ジェシーが行方不明になっていることを知る。「この事件を解決して、私は有名になる」と一人調査を始めたスージーは、なんと監禁されていたジェシーを発見。SNS上で盛り上がり、テレビ番組にも出演するなど、一躍時の人になる。
しかし、犯人が見つかっていない事件は、まだ終わっていなかった――。
予告編の後半では、その後も悲劇が起きる様子が収められており、「この事件はなかなかの難問ね」とリスナーへ呼びかけながら犯人を追うスージーが映し出されている。
一方、スージーを尾行しているかのような保安官の姿や、時折見せるスージーの鋭い目つき、さらに「バズり”が狂気を呼び覚ます――」というコピーも相まって、一筋縄ではいかないツイストの効いた展開に期待が膨らむ予告となっている。
フォロワーが増えたスージーがどのように変化していくのか
併せて解禁となった本ビジュアルでは、カラフルな歯列矯正が目を惹く、満面の笑みを浮かべたスージーが大きく配されたインパクトのあるものとなっている。
一方、その下には対照的な表情をしたスージーが暗闇から不気味に浮かび上がり、「有名に、なりたい――。」というメインコピーと相まって、フォロワーが増えた彼女がどのように変化していくのか、想像を掻き立てるビジュアルとなった。
さらに、周囲に「鍵」や「血痕」、「行方不明となったジェシーの捜索願い」なども散りばめられており、世界を魅了した予測不能なダークスリラーの公開が待ち遠しくなる解禁となった。
<STORY>
ポッドキャストで未解決事件の配信を続けるものの、なかなかフォロワーの増えない孤独な大学生のスージー(カーシー・クレモンズ)。ある日、保安官事務所でのインターン中に、インフルエンサーとして絶大な人気を誇る同級生のジェシー(アレックス・ウルフ)が、行方不明になっていることを知る。ジェシーがいなくなって1週間。独自の調査を始めたスージーは、なんとポッドキャストの配信中に失踪したジェシーを発見!番組は大きな反響を呼び、一躍脚光を浴びる存在になる。誰もが羨む名声を手に入れたスージーは、捕まっていない犯人を追って配信を続けるが、事態は思わぬ方向に転がっていき——。
『#スージー・サーチ』
8月9日(金) 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開
監督:ソフィー・カーグマン
出演:カーシー・クレモンズ、アレックス・ウルフ、ジム・ガフィガン
脚本:ウィリアム・デイ・フランク
撮影:コナー・マーフィ
音楽:ジョン・ナチェズ
2022年/アメリカ・イギリス/ カラー/ビスタ/5.1ch/105分/G/英語/原題:Susie Searches
配給:SUNDAE
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