2023年の第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した映画『HOW TO HAVE SEX』が7月19日(金)より全国公開される。今回、新たに解禁された場面写真と共に主人公タラを演じたミア・マッケンナ=ブルースについてご紹介しよう。

本作はティーンの友情や恋愛、セックスが絡み合う青春の夏休みを、思いやりを込めた視点で活き活きと表現した爽快で感動的な物語。

画像: 昨年カンヌで「ある視点」部門賞に輝いた『HOW TO HAVE SEX』の主演ミア・マッケンナ=ブルースに注目!

監督を務めるのは、2023年サンダンス映画祭で審査員大賞を受賞した映画『SCRAPPER/スクラッパー』や、エイサップ・ロッキー「Sundress」、レディオヘッド「Follow Me Around」等、数々の大物アーティストのミュージックビデオで撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカー。

2020年カンヌ国際映画祭批評家週間で上映された初の短編監督作『アンスピーカブル(原題:Good Thanks, You?)』を経て、今作で長編デビューを飾るやいなやカンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ、世界の映画祭で<19受賞・30ノミネート>の快挙を果たし、ジェーン・カンピオン監督が「モリー・マニング・ウォーカーは映画界の新しい声」、名優ジョン・C・ライリーが「説得力があり、本物で、正直で、洞察力に富み、真実味がある。」と大絶賛。

ほかにも「VOGUE」誌や「タイム」誌、「ガーディアン」紙など複数の海外メディアが監督の手腕や主演・ミア・マッケンナ=ブルースの演技を讃えるレビューをこぞって寄稿し、米批評サイト「ロッテントマト」では96%の高評価を記録(2024年5月10日時点)するなど、世界中から賞賛の声が寄せられている。

人気急上昇中の英国の新星!ミア・マッケンナ=ブルースとは?

本作で主人公タラを演じたミア・マッケンナ=ブルースは1997年7月3日生まれ、イギリス出身、ロンドン在住。SFサスペンス『THE 4TH KINDフォースカインド』(09)で、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる主人公の娘役を演じ映画デビューを飾った。

画像: ミア・マッケンナ=ブルース

ミア・マッケンナ=ブルース

2017年、イギリスの人気シリーズ「The Story of Tracy Beaker(原題)」(02~06)のスピンオフであるBBCドラマシリーズ「The Dumping Ground(原題)」(13~)で、ティー・テイラー役を演じ、英国王立テレビ協会賞の年間最優秀パフォーマンス賞にノミネート。他数々の映画やドラマで活躍を重ね、近年では人気シリーズ「ヴァンパイア・アカデミー」(22)のほか、ジェイン・オースティンの同名小説をNetflixが映画化した『説得』(22)で、ダコタ・ジョンソン演じる主人公の妹メアリー・エリオット役を演じ人気を博した。

画像: 人気急上昇中の英国の新星!ミア・マッケンナ=ブルースとは?

そして本作で主演の座を獲得し、英国アカデミー賞ライジング・スター賞やロンドン映画批評家協会賞新人俳優賞など数々の新人賞を受賞。監督のモリー・マニング・ウォーカーはマッケンナ=ブルースのキャスティングについて「彼女にただの薄っぺらい役を演じさせないことがとても重要だった」と語る。そして「いわゆるステレオティピカルな性的被害者、特に映像でよく描かれるような性的被害にあって人生が滅ぼされてしまうといった描かれ方ではなく、キャラクターとしておしゃべりで明るくて、パーティーに行けばみんなが集まってくるような愛される10代の若者が、こういう場面に遭遇した時にどうなるのか」と、そのリアルを追求して出来上がったのが主人公タラのキャラクターだと話す。

「実際に多くの人がタラと同じだと思うのですが、自分の中に問題を抱えて生涯忘れることはなく、それでも人生は続いていくのだということを描きたいと思いました」という監督の思いに応えたマッケンナ=ブルースは、弾けるようなエネルギーをもたらし、思いやりのある優しさをみせる一方で、本能のままに突き進むような一面も見事に演じている。

今後ますますの活躍が期待されるマッケンナ=ブルース。先日、Netflixが手掛ける新しいアガサ・クリスティのドラマ化作品「七つの時計」で主演を務めることが発表されるなど、注目の待機作も控えている。そんないま最も注目すべき英国の新星が主演し世界で高い評価を得た本作にて描き出す、ティーンの揺れ動く心情のリアルを是非劇場でご覧いただきたい。

『HOW TO HAVE SEX』
7月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©BALLOONHEAVEN, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2023

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