カバー画像:©2024 Marvel
ケイト・ビショップ
ヤング・アベンジャーズ実現か
2代目ホークアイを襲名予定のケイト・ビショップ。映画『マーベルズ』のラストでミズ・マーベルことカマラ・カーンが彼女に意味深なコンタクトをとりました。カマラは若手のヒーローたちを集めて新チームを作ろうと画策しているわけです。アントマンの娘キャシーも誘うつもりだと。恐らくそれはヤング・アベンジャーズという形で実現するでしょう。MCUはヤング・アベンジャーズの映画化に向けて前向きとされています。
一方ここにきてドラマ「ホークアイ」のシーズン2の話も出てきました。当然ケイトも登場する。従って「ホークアイ」シーズン2でケイトを活躍させ、その勢いで映画『ヤング・アベンジャーズ』につなげていくことが考えられます。
ロキ
マルチバースを束ねる神に
MCUの中で、今一番重要な人物となったのはロキです。ドラマ「ロキ」シーズン2において彼はマルチバースを束ねる神となりました。いまのMCUが“マルチバース・サーガ”と称してマルチバースがテーマになっている以上、ロキの存在は極めて注目すべきポジションになったわけです。かつトム・ヒドルストンが演じるロキは人気があり、MCUとしても登場させない選択肢はないでしょう。
ポイントとして、実はソーはロキがこういう形で生きているということは知りません。ソーの中では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』においてロキはサノスに殺されたままなのです。いつかソーがロキのこの運命を知り彼と再会するという胸アツなシーンを期待したいものです。
スター・ロード/ピーター・クイル
“ 伝説”は帰ってくる
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のポスト・クレジットで“The Legendary Star-Lord Will Return”(伝説のスター・ロードは帰ってくる)という一文が表示されました。すべてのヒーローが時空を超えて結集すると言われる『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』(2027年全米公開予定)に恐らく彼は出てくるでしょうが、それ以外の可能性を探ると。
もともとジェームズ・ガン監督とクリス・プラットは地球の生活にピーターがなじもうとして奮戦する物語を企画していたそうですが、ガン監督がいまDCユニバースに行ってしまったのでこの話の実現性は薄い。
一方MCUは宇宙ヒーロー、ノヴァの映画ないしドラマを企画しており、ここにピーターことスター・ロードが関わってくる可能性も大ですね。
ムーンナイト
シーズン2に動いている?
オスカー・アイザックが主人公を演じたことで話題の「ムーンナイト」。そのルックスのかっこよさやドラマ性で人気があり、今後のMCUに再登場して欲しいキャラの一人。近々ブルーレイが発売されますが、わざわざパッケージにMoon Knight: The Complete First Season、つまり“ファースト・シーズン”と書かれているので、これはシーズン2に動いている布石ではとの噂が立ちました。
一方MCUは、ゴーストライダーやブレイド、ウェアウルフ・バイ・ナイト(MCUでドラマ化の狼男)らホラー系のヒーローが集結するミッドナイト・サンズ(このサンはSUNでなくSON)の映像化に動いているらしくコミックでもムーンナイトはこのチームにも所属していたので、ここに登場する可能性もあるのです。
エレーナ
『サンダーボルツ』でさらにブレイクの予感
ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの“妹”で、同様の戦闘スキルを持つすご腕です。ナターシャは『アベンジャーズ/エンドゲーム』までのヒーローたちをひっぱっていく存在でした。
『サンダーボルツ(原題)』(2025年全米公開予定)でエレーナがさらにブレイクすれば『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』までの道のりを今度は彼女が牽引していく可能性はあります。またドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップとの接点があり、ケイトがヤング・アベンジャーズとかに参加すれば、そこにエレーナが絡んでくるという展開もありえますね。
筆者が心配なのはエレーナ役のフローレンス・ピューはいまや超売れっ子女優になったので彼女のスケジュール次第でしょうか?
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース
ドラマが作られるという噂が浮上
これは5月の上旬に海外のサイトで流れた噂をもとにしていますが、クリス・エヴァンス出演で新たなキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースのドラマが作られるかも。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、彼は6つのインフィニティ・ストーンをそれぞれの時代/世界に返しにいきますよね? その1つ1つをドラマとして描く。だから1ストーンの返還につき1話のミニ・シリーズとしてディズニープラスで配信するというものです。
確かにこのアイデアは素晴らしく、ここでクリス・エヴァンス=キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースをさりげなく復活させ『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』に登場させるというシナリオなのかも。
ソー
ソー第5弾は水面下で進行中か
数あるMCUの単独ヒーロー映画の中で4作作られたのがソーです。そしてソー第5弾に向けて水面下で進んでいるようです。そもそも『ソー:ラブ&サンダー』がまだまだソーの冒険は続きそうな感じで終わっていること、クリス・ヘムズワース自体が前作の出来に満足しておらず、またソーをやりたいと考えているようです。
ソー自体は『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』に登場すると思われますが、やはりソロ映画での活躍も観たい。タイカ・ワイティティ監督の続投はなく『マッドマックス:フュリオサ』で仕事を一緒にしたジョージ・ミラーが監督するのでは?みたいな噂もありました。ラブのその後が描かれる? またヘラクレス、ゼウスが再登場か?
スパイダーマン/マイルス・モラレス
ついにMCU版に登場か
MCUスパイダーマンの4作目については様々な噂が飛び交っています。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』同様、トビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版のスパイダーマンが再登場する、というものや、なんらかの形でヴェノムが絡んでくる、ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」からの展開でデアデビルやキングピンらとのドラマが交錯するストリートが舞台のアクション大作になる…等。
そしてマイルス・モラレス版のスパイダーマンがデビューする、というものです。このキャラはアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の主人公ですがついにMCU版で登場か。トム・ホランド演じるピーターがその師匠になるという流れになると思います。
X-MEN
MCU登場の布石は着々と
恐らく本格的な参加は『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』以降と思いますがいよいよX-MENがMCUにやってきます。すでに『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にプロフェッサーXや『マーベルズ』においてビーストといまのMCUとは別のバース(世界)にX-MENがいるということが示唆されています。
そして『デッドプール&ウルヴァリン』では20世紀フォックス(現20世紀スタジオ)時代のX-MEN映画世界とMCUが融合することになりそう。そう、X-MEN登場の布石は着々とうたれているのです。『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』にX-MENが駆けつけるのか、それともこの話以降の新バースで彼らが活躍するのかここが気になるところです。
スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ
ワンダ主人公の映画のウワサも
ここにきてエリザベス・オルセン出演でワンダ/スカーレット・ウィッチを主人公にした映画が製作されるらしいとの噂が。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で“死んだ”はずですが、確実に彼女の死が確認されたわけではありません。ヴィランになったワンダの贖罪の物語になる?
この話、ありえると思うのはドラマの方で「アガサ:オール・アロング(原題)」が配信。「ホークアイ」のシーズン2、ヴィジョンを主人公にした「ヴィジョン・クエスト(原題)」の製作が予定され、要はワンダに関連が深いキャラの新作が続々と登場(ホークアイはワンダの理解者)。つまりワンダが復活しやすい状況にはなっているのです。