この度、倉田保昭日本凱旋50周年記念『帰って来たドラゴン』の再公開(2024年7月26日)に際し、アメリカからジョン・ウー、香港からサモ・ハン、北京からはツイ・ハークといった、倉田の親友であるアクション界の巨匠たち、さらに日本からも各氏から応援メッセージ動画が到着した。

日本が生んだ国際的アクション・レジェンド

1970年代前半、ブルース・リーが大ブレイクを果たす以前から数多くの香港映画に出演し、ブルース・リーの友人、ライバルとして香港映画界で活躍、アクション・スターとして国際的人気を獲得していた“和製ドラゴン”こと倉田保昭(78歳)。
1974年に凱旋帰国を果たし、TVドラマ「闘え! ドラゴン」や「Gメン‘75」などにレギュラー出演して日本でも人気者となった倉田は、その後も『七福星』でジャッキー・チェン、『フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳』でジェット・リー、『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』でドニー・イェンといったスーパースターたちとアクション映画史に残る激闘を演じ、半世紀以上にわたり国際的な活動を続けて、アクション界のレジェンドとして世界中の映画人から尊敬を集めている。

2024年は、倉田保昭が代表作『帰って来たドラゴン』の日本公開に合わせて帰国を果たしてからちょうど50年目。これを記念し、香港クンフー映画史上最高傑作の1本『帰って来たドラゴン』が《2Kリマスター完全版》となって蘇り、来たる7月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開となる。

画像1: 日本が生んだ国際的アクション・レジェンド

また、本作公開に当たっては、倉田保昭主演・製作総指揮による新作短編、第11回レイクシティ国際映画祭(インド)最優秀短編映画賞を受賞した『夢物語』(2023年・15分)ならびに、最新作『夢物語・奪還』(2024年・20分)を併映作品として週替わりで上映、倉田アクションの50年を一望できる趣向となっている。

この度、『帰って来たドラゴン』の再公開に際し、アメリカからジョン・ウー、香港からサモ・ハン、北京からはツイ・ハークといった、倉田の親友であるアクション界の巨匠たち、さらに日本からは倉田の弟子で、現在世界的に活躍するアクション監督、谷垣健治、坂本浩一、小池達朗、下村勇二の各氏から応援メッセージ動画が届いた。

画像: 『帰って来たドラゴン』応援コメント youtu.be

『帰って来たドラゴン』応援コメント

youtu.be

新宿武蔵野館では初日7/26(金)、2日目7/27(土)、3日目7/28日(日)の連日、大阪のテアトル梅田では公開2日目8/31(土)ならびに、3日目9/1(日)に倉田保昭による舞台挨拶が決定。(その他の登壇者、時間などの詳細は確定次第、各劇場HPにて発表)

さらに、倉田保昭の著書「帰って来たドラゴン」(「和製ドラゴン放浪記」改め、発売:IED/販売:㈱星雲社)の再発売も決定している。

<応援コメント(テキスト)>

私の目に狂いはなかった。50年前に私が見抜いた通り、
倉田保昭は香港映画史に残る伝説となった。
ウー・シーユエン(「帰って来たドラゴン」監督、香港映画監督協会永遠名誉会長)

あなたが香港映画の伝説であり続け
今も偉業を積み重ねていることは凄いことです。
日本凱旋50周年をお祝いし、『帰って来たドラゴン』の大成功をお祈りします。
ジョン・ウー(映画監督)

あなたと初めて共演した時、武術の腕とアクションの美しさ、
頼んだアクションを完璧にこなすクレバーさに感心したのを覚えています。
あなたと一緒に仕事が出来て本当に嬉しかった。
ぜひまたやりましょう!
サモ・ハン(俳優、映画監督、アクション監督)

最新作の短編『夢物語』を見せていただき、
キレのある、力強いアクションに感銘を受けました。
クンフー映画の名作中の名作『帰って来たドラゴン』とこの最新作が同時に上映されることは、とても意義のあることです。
成功をお祈りしています。
ツイ・ハーク(映画監督)

『帰って来たドラゴン』は、香港映画の歴史の中でもとても重要な作品です。
闘って闘って、走って走って、さらにまた闘ってのマラソン・ファイト。
観て貰えればわかりますが、凄い、本当に凄いです。
是非、劇場に足を運んで観ていただきたいと思います。
谷垣健治(アクション監督、映画監督)

『帰って来たドラゴン』は、倉田先生の出演された映画の中でも特に大好きな映画です。
先生とブルース・リャンが蹴りを交差させている写真を最初に見て、
さらに映画で実際に動いている姿を見て衝撃を受けました。
パルクールの要素も入っていたり、今見ても楽しめる作品だと思います。
小池達朗(アクション監督、アルファスタント代表)

『帰って来たドラゴン』は、カメラ・アングルやカット割りで逃げずに
倉田先生とブルース・リャンが延々と立ちまわりをやっているのが素晴らしいです。
何度も観ていますが、
劇場では見たことがないのでワクワクとドキドキでいっぱいです。
坂本浩一(映画監督)

『帰って来たドラゴン』は、とにかく倉田先生とブルース・リャンの
身体能力と運動量だけで見せる切る、アクションの熱量が半端ない映画です。
これだけ激しく走ったり、跳んだり、蹴ったりする映画は観たことがなかったです。観終わったら後は、必ずパワーを貰えると思います。
下村勇二(アクション監督、映画監督)

画像2: 日本が生んだ国際的アクション・レジェンド

『帰って来たドラゴン』2Kリマスター完全版
製作・監督:ウー・シーユエン(『死亡の塔』監督、『ドランクモンキー/酔拳』製作)
アクション監督:ブルース・リャン 主演:ブルース・リャン、倉田保昭、マン・ホイ、ウォン・ワンシー、ハン・クォツァイ
(1974年度香港映画/カラー/ビスタサイズ/DCP/99分)
協賛:アートポートインベスト 提供:倉田プロモーション 配給:エデン

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