「氷上のチェス」と言われ、知力、体力、そしてチームワークが求められるカーリングに懸ける女子高校生たちを描く、映画『カーリングの神様』。
キャストは、“みよステラ”でチームのエースとなる“スキップ”のポジションを担う主演に本田望結。かつてのチームメイトで“みよステラ”の前に立ちはだかるライバル役を川口ゆりな、初心者だったが特訓でバイススキップとも呼ばれる“サード”を担う長澤樹、本田とともに“みよステラ”で奮闘する“リード”を泉智奈津、“セカンド”を白倉碧空が演じる。
さらにこの度、追加キャストも発表された。“みよステラ”のコーチ役に秋山ゆずき。加えて高島礼子、柄本明、田中麗奈、六角精児など、多彩で豪華なベテランキャスト陣がガッチリと脇を固める。
この度、待望の予告編が完成した。チームリーダーのスキップの香澄(本田望結)の呼びかけで、かつてのチームメイトの優芽(泉智奈津)と沙帆(白倉碧空)は、最強と言われたカーリングチーム“みよステラ”の再結成に立ち上がるところから予告は始まる。もう一人のチームメイトだった舞(川口ゆりな)にも声をかけるのだが、今は軽井沢の強豪チームに所属する彼女に、けんもホロロに断られてしまう。舞の代わりにチームに入った転校生の実乃梨(長澤樹)は、ストーンをまともに投げることもできない。そして予告の後半では、待望のコーチを迎え入れ、ようやくチーム力を取り戻した“新生みよステラ”が、舞が率いる軽井沢の強豪チームと国際大会への出場をかけた白熱の試合を展開する様子が映し出される。氷上で見事な安定感のあるフォームを見せる香澄を中心に、チームワークでの勝利を目指す優芽、沙帆、実乃梨たち。運命のストーンの行方は…。
予告でも流れる主題歌は、STU48の1stアルバム「懐かしい明日」TypeAに収録されている「Sweaty Smell」。本編でもエンディングを華やかに彩っている。
さらに、ポスタービジュアルも解禁。挑戦と希望を表現する黄色を基調としたカーリングのレーンをデザイン化したバックに、少女たちがカーリングのストーンやブラシを持って前に進む姿を描いた輝かしいデザイン。「この町(みよた)の想いを胸に 一番輝く星(ステラ)になる!」というキャッチフレーズは、本作のアピールポイントと劇中のチーム名の由来とのダブルミーニングにもなっている。
大きな壁にぶつかりながらも、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出すことで、仲間と一緒に熱中する喜びを噛みしめる女子高校生たちの姿をみずみずしく描き出した本作の監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した本木克英。
撮影が行われた御代田町は、本州のカーリングの聖地と呼ばれている。本編にも実名で登場した「カーリングホールみよた」は、カーリングがブームとなる10年以上前にオープン。本州で最も歴史の長いカーリング専用施設であると同時に、日本で唯一民間運営されているカーリング施設である。撮影は御代田町の全面協力を得て、昨年12月に行われた。
『カーリングの神様』
©2024「カーリングの神様」製作委員会
11月8日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開
配給:ラビットハウス